2024 北アルプス 鹿島槍ヶ岳

鹿島槍ヶ岳(南峰)の山頂直下から 歩んできた稜線を振り返る。
すばらしき山風景。
たまらない稜線美。
こんなのが見られるので頑張って登ってきた甲斐があったなぁ~
(ロング文失礼)
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今回、テントを担いで1泊2日で臨んだ北アルプス 鹿島槍ヶ岳(南峰2,889m/北峰2,842m)。
南北二つの頂上が猫の耳のような双耳峰。
その姿が特徴的なので、高い山に登るとまずは私が山座同定の為に探すランドマークとなる山。
過去に挑んだその双耳峰への登頂は2勝1敗。
↓リンク張りまくり(汗)、自分の記録なのでご勘弁を~
今回9年ぶりに4回目のアタックに登ってきました~
それにしてもあれからもう9年も経つんだなぁ。
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登山口の大町市柏原新道から鹿島槍ヶ岳までは片道約10km、標準8時間のコースタイム。
日帰りでも行けなくはないが、今回は冷池山荘まで行ってテント泊、翌日に鹿島槍アタックの計画。
朝7時30分、登山開始。

よく整備された柏原新道は標高2,000m辺りから紅黄葉がキレイに。

スタートからまず3.5時間で途中の休憩地点として目指した種池山荘に着。

時期と時間限定発売の焼きたて山ピザ(栄養缶ドリンクトッピング)にありつけてスタミナチャージ完了。
さてここからは稜線歩き、まずは爺ヶ岳(標高2,660m)に登頂し
テントを張る冷池山荘(ここから約3km、所要時間は約2.5時間)を目指そう。

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種池山荘から約1時間で爺ヶ岳(南峰)登頂。
晴れていればここから北に鹿島槍の双耳峰、西に立山連峰+剱岳が望めるのだが
この日はガス&雲に覆われ眺望ぱっとせず。
これから歩く稜線、正面が爺ヶ岳(中峰2,670m)であるが、登っても眺望がなさそうなので
トラバース道を進み冷池山荘を目指す。
明日天気が良ければ登り返し登頂して戻ろう。

背面の富山側からは陽ざしが、長野側はガス。
この状況だともしかして・・・

ブロッケン現象出現!
だいぶ疲れていたけど久しぶりのブロッケンにテンション↑
=3
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ガスガスの中、赤岩尾根との分岐、冷乗越まで下り 少し登って15時に冷池山荘着。
登山口から休憩込み7.5時間、着いたー!
テント代2,000円払って、約10分先のテント場まで少し登って設営、
荷物を整理したら座り込んで足を延ばしてまったり イイ時間。(眺望ないけど)

そして今夜の夕食は久しぶりに山小屋での食事、2,400円なり。
(ゴハン+味噌汁お代わり無限)

この日の食事は17時と18時の2回転のようでした。
テントに戻ると背後に見えるのが明日目指す鹿島槍ヶ岳のシルエット。
いいちこ飲んで19時には就寝。

この後やっと2日目へ
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翌朝4時起床、アタックザックを背負って5時出発。気温0度。
10月中旬といえど寒い寒い。

ここから鹿島槍ヶ岳までコースタイムは約2時間。
日の出時間は5時50分、それまでにどこまで進めるか。

5時45分、鹿島槍ヶ岳斜面下の布引山を通過すると、
その先で東の空からオレンジの元気玉。

おはようニッポン!
振り返ると、昨日から歩いてきた稜線が美しすぎる。
雲がまだ沈んでいる山の朝はコレが見られるのでたまらんな。

そして最後のガレ急登を登り切ると・・・

6時30分、鹿島槍ヶ岳(南峰2,889m)登頂!やった。
後には剱岳もナイス!
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例によって写真を撮りまくり、目指すはもう一つの鹿島槍の頂上北峰(2,842m) (写真右)
と、左の奥に続く五竜岳から白馬岳への北アルプス主稜線がすばらしい。
さぁ、南峰からの下りが ちと険悪、北峰への登りも手強いけど 行く一択。

吊り尾根進み登り返すと・・

7時30分、北峰登頂!快晴!微風!
そして両耳制覇で目的達成!!
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テント場まで戻ってテント撤収。

11時、お世話になった冷池山荘に別れを告げ歩き出し、
冷乗越まで戻ってきた先の登り斜面で・・

ライチョウ!
3羽も。
ライチョウに出会えると、山行が一気に彩られ嬉しくなる。
3羽はテケテケ登山道まで歩いてきて目の前を通り過ぎていくと、
反対側の斜面を降りてハイマツの下に入って行く。
見えなくまで見送った。
ライチョウ、出会わせてくれてありがとう。
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戻りながら、昨日登頂を見送った爺ヶ岳(中峰)に立ち寄り登るも
やはりガスで登頂してきた鹿島槍ヶ岳方面は見ることができず。

13時30分、長い稜線歩きを終えると種池山荘前のベンチに座り塩分補給。

さて、立ち上がってザックを担いだら 紅葉の柏原新道を下って車まで戻ろう。
両足はすでにパンパンだけどね。

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10月中旬、北アルプス 鹿島槍ヶ岳。
すばらしい眺望を 稜線歩きを堪能できた一泊二日の山行。
紅葉、ピザ、ブロッケン現象、テント泊、山小屋ご飯、
眩しかった朝陽、爺ヶ岳&鹿島槍ヶ岳の登頂、そしてライチョウ。
雲・ガスは多かったものの、天候にも恵まれ、山の魅力エッセンスが詰め込まれた山行。

鹿島槍ヶ岳、距離もロングでしたが楽しさもロングでした~
今回、テントを担いで1泊2日で臨んだ北アルプス 鹿島槍ヶ岳(南峰2,889m/北峰2,842m)。
南北二つの頂上が猫の耳のような双耳峰。
その姿が特徴的なので、高い山に登るとまずは私が山座同定の為に探すランドマークとなる山。
過去に挑んだその双耳峰への登頂は2勝1敗。
↓リンク張りまくり(汗)、自分の記録なのでご勘弁を~
2014/11/28
【鹿島槍ヶ岳アタック2日目】種池山荘~鹿島槍ヶ岳(南峰)まで 約7㎞、標準CT 4時間30分 (往復9時間)。初の雪中テント泊 2日目は、鹿島槍ヶ岳を目指して早朝出発するも・・・
2015/05/04
自宅の玄関先 から見える 北アルプス 鹿島槍ヶ岳。見えてるからには一度は登ってみたいと、昨年 11月にアタック したけど 時間切れにより敗退した山。そして先日再アタックを決行・・・
今回9年ぶりに4回目のアタックに登ってきました~
それにしてもあれからもう9年も経つんだなぁ。
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登山口の大町市柏原新道から鹿島槍ヶ岳までは片道約10km、標準8時間のコースタイム。
日帰りでも行けなくはないが、今回は冷池山荘まで行ってテント泊、翌日に鹿島槍アタックの計画。
朝7時30分、登山開始。

よく整備された柏原新道は標高2,000m辺りから紅黄葉がキレイに。

スタートからまず3.5時間で途中の休憩地点として目指した種池山荘に着。

時期と時間限定発売の焼きたて山ピザ(栄養缶ドリンクトッピング)にありつけてスタミナチャージ完了。
さてここからは稜線歩き、まずは爺ヶ岳(標高2,660m)に登頂し
テントを張る冷池山荘(ここから約3km、所要時間は約2.5時間)を目指そう。

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種池山荘から約1時間で爺ヶ岳(南峰)登頂。
晴れていればここから北に鹿島槍の双耳峰、西に立山連峰+剱岳が望めるのだが
この日はガス&雲に覆われ眺望ぱっとせず。
これから歩く稜線、正面が爺ヶ岳(中峰2,670m)であるが、登っても眺望がなさそうなので
トラバース道を進み冷池山荘を目指す。
明日天気が良ければ登り返し登頂して戻ろう。

背面の富山側からは陽ざしが、長野側はガス。
この状況だともしかして・・・

ブロッケン現象出現!
だいぶ疲れていたけど久しぶりのブロッケンにテンション↑
=3
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ガスガスの中、赤岩尾根との分岐、冷乗越まで下り 少し登って15時に冷池山荘着。
登山口から休憩込み7.5時間、着いたー!
テント代2,000円払って、約10分先のテント場まで少し登って設営、
荷物を整理したら座り込んで足を延ばしてまったり イイ時間。(眺望ないけど)

そして今夜の夕食は久しぶりに山小屋での食事、2,400円なり。
(ゴハン+味噌汁お代わり無限)

この日の食事は17時と18時の2回転のようでした。
テントに戻ると背後に見えるのが明日目指す鹿島槍ヶ岳のシルエット。
いいちこ飲んで19時には就寝。

この後やっと2日目へ
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翌朝4時起床、アタックザックを背負って5時出発。気温0度。
10月中旬といえど寒い寒い。

ここから鹿島槍ヶ岳までコースタイムは約2時間。
日の出時間は5時50分、それまでにどこまで進めるか。

5時45分、鹿島槍ヶ岳斜面下の布引山を通過すると、
その先で東の空からオレンジの元気玉。

おはようニッポン!
振り返ると、昨日から歩いてきた稜線が美しすぎる。
雲がまだ沈んでいる山の朝はコレが見られるのでたまらんな。

そして最後のガレ急登を登り切ると・・・

6時30分、鹿島槍ヶ岳(南峰2,889m)登頂!やった。
後には剱岳もナイス!
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例によって写真を撮りまくり、目指すはもう一つの鹿島槍の頂上北峰(2,842m) (写真右)
と、左の奥に続く五竜岳から白馬岳への北アルプス主稜線がすばらしい。
さぁ、南峰からの下りが ちと険悪、北峰への登りも手強いけど 行く一択。

吊り尾根進み登り返すと・・

7時30分、北峰登頂!快晴!微風!
そして両耳制覇で目的達成!!
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テント場まで戻ってテント撤収。

11時、お世話になった冷池山荘に別れを告げ歩き出し、
冷乗越まで戻ってきた先の登り斜面で・・

ライチョウ!
3羽も。
ライチョウに出会えると、山行が一気に彩られ嬉しくなる。
3羽はテケテケ登山道まで歩いてきて目の前を通り過ぎていくと、
反対側の斜面を降りてハイマツの下に入って行く。
見えなくまで見送った。
ライチョウ、出会わせてくれてありがとう。
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戻りながら、昨日登頂を見送った爺ヶ岳(中峰)に立ち寄り登るも
やはりガスで登頂してきた鹿島槍ヶ岳方面は見ることができず。

13時30分、長い稜線歩きを終えると種池山荘前のベンチに座り塩分補給。

さて、立ち上がってザックを担いだら 紅葉の柏原新道を下って車まで戻ろう。
両足はすでにパンパンだけどね。

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10月中旬、北アルプス 鹿島槍ヶ岳。
すばらしい眺望を 稜線歩きを堪能できた一泊二日の山行。
紅葉、ピザ、ブロッケン現象、テント泊、山小屋ご飯、
眩しかった朝陽、爺ヶ岳&鹿島槍ヶ岳の登頂、そしてライチョウ。
雲・ガスは多かったものの、天候にも恵まれ、山の魅力エッセンスが詰め込まれた山行。

鹿島槍ヶ岳、距離もロングでしたが楽しさもロングでした~
この記事へのコメント
すばらしい山行です。
羨ましいです。その体力が。
そろそろ体を鍛えようと思います。
とりあえず明日から。
今回は金の力を使いましたね。
美味しそうです。
軽量化の為でしょうか?
ブロッケン現象凄いですね。
雷鳥はかわいいですし。
運にも恵まれましたね。
羨ましいです。その体力が。
そろそろ体を鍛えようと思います。
とりあえず明日から。
今回は金の力を使いましたね。
美味しそうです。
軽量化の為でしょうか?
ブロッケン現象凄いですね。
雷鳥はかわいいですし。
運にも恵まれましたね。
◆Fさん、こんばんは。
今回、山でしか味わえない楽しみや醍醐味を体感できました。
体力はどうにかもちましたが、特に下山時はヘロヘロでしたよ。
そして、やはり金の力の偉大さを感じました。
山小屋が営業していたので、軽量化の為食事は売店&小屋食を活用しました。
お財布の中身も軽量になりましたがね(笑)
今回、山でしか味わえない楽しみや醍醐味を体感できました。
体力はどうにかもちましたが、特に下山時はヘロヘロでしたよ。
そして、やはり金の力の偉大さを感じました。
山小屋が営業していたので、軽量化の為食事は売店&小屋食を活用しました。
お財布の中身も軽量になりましたがね(笑)