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山・沢・色 ~

信州発、山登りや沢歩きのmemo。

南アルプス 塩見岳

   

南アルプス 塩見岳


1日目、小河内岳に向かう稜線から振り返ると、明日目指す塩見岳が正面に。

昨年12月に敗退 した塩見岳。
南アルプスでまだ登頂していない3,000m超峰の一座。

6月上旬、1泊2日で再チャレンジしてきました。

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1日目、大鹿村の鳥倉登山口ゲートから歩き出し、約3時間で三伏峠小屋着。


南アルプス 塩見岳


今日はここまで来てテントを張ることが目的だったので、
設営できたし てくてく小河内岳まで行ってみよう。


南アルプス 塩見岳



南アルプス南部の眺望を堪能したら再びテントへ戻り、
シャウエッセンも堪能。


南アルプス 塩見岳



今夜のテント場は 結局私のテント一張だけ。
静かな夜を一人静かに過ごしたのでした。


Zzz。。。



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翌日2時起床。


南アルプス 塩見岳


6月にしては寒かったけど、今日の行程は長いので早だちせねば。
2時50分テント場発。


=3


朝3時50分、塩見岳のシルエットを本谷山頂から。

南アルプス 塩見岳



だんだん明るくなり、五右衛門山の樹林帯をトラバース。

南アルプス 塩見岳




塩見小屋着5時50分。

南アルプス 塩見岳

まだ半分雪に埋もれていました。




南アルプス 塩見岳


さあ!塩見岳。
登頂したかった塩見岳が目前だ。いざ!

・・と、テンションを上げるも、今日はなんだか疲労感からなのか体調がよろしくない。(汗)
寝不足?運動不足?水分補給不足?なのか、さっきから頭と身体が重い。

それでもここまで来たので・・と塩見岳への道を歩き出す。


=3


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途中、メスライチョウに出会えて(カメラを取り出そうとしたら這松の下に入ってしまった)
やや体調回復するも、

天狗岩を越え、休み休みガレ場の岩登りで山頂(3,052m)を目指し・・・


南アルプス 塩見岳




朝7時、なんとか登頂!


南アルプス 塩見岳


ヘロヘロだぁ~



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山頂は、寒風吹きすさぶ場所ではあったけど念願の場所。
遂に来た!登って来た!



南アルプス 塩見岳

塩見岳東峰(3,052 m)から、西に 中央アルプス を眺める。




北は 仙丈ヶ岳(左上)までの仙塩尾根が長い。(けど、いつか歩いてみたい)

南アルプス 塩見岳

仙丈の右に鋸岳~ 甲斐駒ヶ岳
正面は間ノ岳(未踏)、その左肩にチラッと 北岳
そこから右には西農鳥~農鳥岳(未踏)。





南アルプス 塩見岳

南は 荒川の悪沢岳から 赤石岳 (見えないか)、大沢岳~中盛丸山~兎岳(未踏~未踏)。
右真ん中は、小河内岳(昨日既踏)。


さすが、南アルプスの中間に位置する孤高の峰、塩見岳。
南北に南アルプスの峰々が、東に富士山が良く見えたのでした。


この時は疲れも忘れて山を眺めていたなぁ~



塩見岳、満足。


達成感。









さて下山しますに。



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テント場手前、三伏山まで戻ってきて振り返る。

南アルプス 塩見岳


塩見岳。

あのテッペンはさっき自分が立っていた場所。





テント撤収後も体調はますますよろしくなく。(冷汗)
フラフラ&ヨロヨロの下山、車まで戻ってきたときはもう倒れそう。(><)
でも何とか行って戻って来れたのでした。

疲労困ぱい塩見岳。

残念だけど、今日は下山肉は無しだなぁ~




- 完 -




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この記事へのコメント
こんにちは。

山という助けの少ない場所での急な体調の変化は肉体的にも精神的にも負担が大きく怖いですね。

ご無事で何よりでした(*'▽')
シャムきち
2017年06月11日 22:18
絶景ですね。登った人でないと本当の感動は分かりませんね。

激闘でしたね。
鉄人でも体調不良な事があるんですね。
ターミネーターでない事が分かり安心しました。
安全第一でお願いします。

2017年06月12日 15:13
好調な時でも遠く感じる塩見なのに、
体調不良だとツラかったでしょう

あんまり無理しないでね
まあ、mukuriさんが退却時期を見誤る事は無いとは思ってますが
h
2017年06月12日 18:29
◆シャムきちさん、こんにちは。

1日目はなんともなかったんですがね。
単独登山では、通常よりもリスクを背負って登っています。
体調管理を怠ると即危険につながりますね。

初の塩見岳登頂でしたが、ちょっとしょっぱい登頂でした。
mukuri
2017年06月13日 12:35
◆Fさん、こんにちは。

最近は、整形外科系よりも内科系に不調が多いような。(笑)

シンドかった分、より登頂に達成感がありました。
何より安堵感が強かったかな。

体調の良い時、再度ここからの景色をゆっくり眺めたいですね。
mukuri
2017年06月13日 12:55
◆hさん、こんばんは。

登頂も大事ですが、無事に帰還することが何よりも大事ですからね。
しかし、今回ホントの目的は併せて蝙蝠だったのですが。残念。

塩見岳、遠くツライ道のりでした。
下山温泉&下山肉ができなかったのもツラかったです。(^^;
mukuri
2017年06月13日 19:45
 
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