南アルプス 赤石岳~悪沢岳 (前編)
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南アルプス。 別名を赤石山脈。 そしてその盟主 赤石岳。
私の実家の窓から庭から畑から、南アルプスが東正面に見える。
小さい頃からずっと見てきた山並みだ。
その山並みの名を冠する山、赤石岳。
山に登るようになってから 「いつか登りたい」 と思っていた山、赤石岳。
2012年11月03日 冠雪の赤石岳
2012年11月27日 夕照の赤石岳
その赤石岳に登るルートは、静岡県側からがメジャーのようだけど、
私は長野県民、そして下伊那生まれ育ち。 長野県側から登りたかった。
この夏、長野県は下伊那郡大鹿村の小渋川クラシックルートから赤石岳に登頂したhさんの山行を参考に、
今回私も、宿願の赤石岳登頂を目指したのでした。
前置きが長くなってスミマセン。反省してます。(^^;
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朝6時00分、大鹿村湯折ゲート から出発。

先行車は無し。
ここまでのアプローチが長いと言われるけど、私は気にならず。

少し行って橋を渡ると、河原を歩き 途中何度も沢渡渉を繰り返すルートとなる。
山靴から沢靴&渓流スパッツに履き替えだ。
11月を迎えようとしている清流は、

冷めたっ!!
水量が少ない時期だったのか、最大でもヒザまで濡れる程度。
8時45分 広河原分岐着。 (小渋川右手(左岸)に看板&ピンクテープあり。)

hさんは、ここで右手の沢を遡行し、間違いに気付いてワイヤーの所で引き返したそうだが、
私もワイヤーの所まで行って引き返した。(笑)
正解は、右手の沢に入ってすぐ左に 「広河原小屋」 の看板があるので、そこから河岸の林に入る。
9時00分 広河原小屋着。

ここで再び山靴に履き替える前に、今夜テント泊予定の荒川小屋の水場が心配だったので、
この小屋の水場(裏の沢)で3L汲んでおいた。
沢靴らを小屋内の隅っこにデポし、さあ!赤石山脈の主稜線にぶつかる大聖寺平を目指す!
大聖寺平までは急登をジグザグに6.5km。
倒木も多いが踏み跡明瞭。プレートあり、ピンクテープも多数あり。
・・・が、寝不足なのか体調不良、水3L増えて約20Kgになったザックにもうバテバテバテ (*_*)
予定時間を大幅に遅れ、広河原小屋から約4時間 =3
13時15分 大聖寺平着。
(写真奥は、翌日目指す 南アルプス荒川三山(右が悪沢岳))

分岐標のとこにザックを転がしておいて、さあ赤石岳!
稜線の風は冷たく強く、寒いのでバラクラバ&オーバーグローブ装着。
いざ!
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小赤石岳まで来たら、赤石岳の山容がはっきり見えてきた!

長野県側から見ても 「ぬりかべ」 のようだけど、静岡県側の斜面も 「ぬりかべ」 だ。(笑)
さあ、あの赤石岳山頂までもう少し。
風速25~28m/秒に体を持っていかれそうになりながら一歩一歩前進!

軽アイゼンを持ってきたけど登山道に雪は無し。
このまま行っちゃえ!
で、ついに・・・

赤石岳タッチ (^^)/
赤石岳登頂やった!
嬉しさと達成感がこみ上げてくる!!
♪ あっかっいーしーぃは~ やっまっなーみ あおく~
思わず口ずさんでしまった 「下伊那の歌」。 (笑)
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さて、猛風の中、正面に荒川三山を見ながら荒川小屋目指して下る。

大聖寺平で転がしておいたザックを再び背負って・・・

荒川小屋(冬期閉鎖中)見えた!
テントを張ろうと思ったけど、風が強いので 今夜は冬期開放小屋にお世話になります。

テント場奥の水場を見に行ったけど涸れていた。
頑張って水3L担いで来て良かった。

貸し切りの小屋の中で缶ビールを飲む。
赤石岳登頂の余韻でたまらなく旨い。
ニンニク&ニラたっぷりのもつ鍋もたまらなく旨い。
鍋キューブ、ナイス!

夜8時、疲れと酔いが回ってシュラフに潜り込んだ。
室内1℃。
ウール上下 + ダウン上下 + ゾウ足&フリース帽子で完全防寒。
さらに背中にカイロを3つ貼ったのでぽかぽか~
多分ニヤニヤしながら眠りについたんだと思う。(笑)
さあ明日は悪沢岳。3時半起床だー。
(後編に続く)
南アルプス。 別名を赤石山脈。 そしてその盟主 赤石岳。
私の実家の窓から庭から畑から、南アルプスが東正面に見える。
小さい頃からずっと見てきた山並みだ。
その山並みの名を冠する山、赤石岳。
山に登るようになってから 「いつか登りたい」 と思っていた山、赤石岳。
2012年11月03日 冠雪の赤石岳
2012年11月27日 夕照の赤石岳
その赤石岳に登るルートは、静岡県側からがメジャーのようだけど、
私は長野県民、そして下伊那生まれ育ち。 長野県側から登りたかった。
この夏、長野県は下伊那郡大鹿村の小渋川クラシックルートから赤石岳に登頂したhさんの山行を参考に、
今回私も、宿願の赤石岳登頂を目指したのでした。
前置きが長くなってスミマセン。反省してます。(^^;
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朝6時00分、大鹿村湯折ゲート から出発。

先行車は無し。
ここまでのアプローチが長いと言われるけど、私は気にならず。

少し行って橋を渡ると、河原を歩き 途中何度も沢渡渉を繰り返すルートとなる。
山靴から沢靴&渓流スパッツに履き替えだ。
11月を迎えようとしている清流は、

冷めたっ!!
水量が少ない時期だったのか、最大でもヒザまで濡れる程度。
8時45分 広河原分岐着。 (小渋川右手(左岸)に看板&ピンクテープあり。)

hさんは、ここで右手の沢を遡行し、間違いに気付いてワイヤーの所で引き返したそうだが、
私もワイヤーの所まで行って引き返した。(笑)
正解は、右手の沢に入ってすぐ左に 「広河原小屋」 の看板があるので、そこから河岸の林に入る。
9時00分 広河原小屋着。

ここで再び山靴に履き替える前に、今夜テント泊予定の荒川小屋の水場が心配だったので、
この小屋の水場(裏の沢)で3L汲んでおいた。
沢靴らを小屋内の隅っこにデポし、さあ!赤石山脈の主稜線にぶつかる大聖寺平を目指す!
大聖寺平までは急登をジグザグに6.5km。
倒木も多いが踏み跡明瞭。プレートあり、ピンクテープも多数あり。
・・・が、寝不足なのか体調不良、水3L増えて約20Kgになったザックにもうバテバテバテ (*_*)
予定時間を大幅に遅れ、広河原小屋から約4時間 =3
13時15分 大聖寺平着。
(写真奥は、翌日目指す 南アルプス荒川三山(右が悪沢岳))

分岐標のとこにザックを転がしておいて、さあ赤石岳!
稜線の風は冷たく強く、寒いのでバラクラバ&オーバーグローブ装着。
いざ!
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小赤石岳まで来たら、赤石岳の山容がはっきり見えてきた!

長野県側から見ても 「ぬりかべ」 のようだけど、静岡県側の斜面も 「ぬりかべ」 だ。(笑)
さあ、あの赤石岳山頂までもう少し。
風速25~28m/秒に体を持っていかれそうになりながら一歩一歩前進!

軽アイゼンを持ってきたけど登山道に雪は無し。
このまま行っちゃえ!
で、ついに・・・

赤石岳タッチ (^^)/
赤石岳登頂やった!
嬉しさと達成感がこみ上げてくる!!
♪ あっかっいーしーぃは~ やっまっなーみ あおく~
思わず口ずさんでしまった 「下伊那の歌」。 (笑)
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さて、猛風の中、正面に荒川三山を見ながら荒川小屋目指して下る。

大聖寺平で転がしておいたザックを再び背負って・・・

荒川小屋(冬期閉鎖中)見えた!
テントを張ろうと思ったけど、風が強いので 今夜は冬期開放小屋にお世話になります。

テント場奥の水場を見に行ったけど涸れていた。
頑張って水3L担いで来て良かった。

貸し切りの小屋の中で缶ビールを飲む。
赤石岳登頂の余韻でたまらなく旨い。
ニンニク&ニラたっぷりのもつ鍋もたまらなく旨い。
鍋キューブ、ナイス!

夜8時、疲れと酔いが回ってシュラフに潜り込んだ。
室内1℃。
ウール上下 + ダウン上下 + ゾウ足&フリース帽子で完全防寒。
さらに背中にカイロを3つ貼ったのでぽかぽか~
多分ニヤニヤしながら眠りについたんだと思う。(笑)
さあ明日は悪沢岳。3時半起床だー。
(後編に続く)
この記事へのコメント
おつかれ~&おめでとう~
「下伊那の歌」脳内エンドレス再生ミートゥー(笑)
季節が違うと見える景色も全然変わりますね!
たった二ヶ月の違いなのに・・・
良いもの見せてもらいました
「下伊那の歌」脳内エンドレス再生ミートゥー(笑)
季節が違うと見える景色も全然変わりますね!
たった二ヶ月の違いなのに・・・
良いもの見せてもらいました
さすが鬼軍曹。沢をいったんですね。
さすが信州人!信州人魂をみせましたね。
しかし、今は冷たすぎでしょう。魚はいましたか?(笑)
赤石岳登頂おめでとうございます。
子供の時から見上げてた山を今度は、山頂から見下ろすなんて、感無量ですね。
そりゃ、ニヤニヤしながら寝たんでしょうね。
すぐに爆睡したと思います。いつも寝つきが早いですから(笑)
長文失礼しました。反省してまーす。
ナイス!鍋キューブ!
さすが信州人!信州人魂をみせましたね。
しかし、今は冷たすぎでしょう。魚はいましたか?(笑)
赤石岳登頂おめでとうございます。
子供の時から見上げてた山を今度は、山頂から見下ろすなんて、感無量ですね。
そりゃ、ニヤニヤしながら寝たんでしょうね。
すぐに爆睡したと思います。いつも寝つきが早いですから(笑)
長文失礼しました。反省してまーす。
ナイス!鍋キューブ!
◆hさん、こんばんは。
おかげさまで無事登頂して下山できました。
ありがとうございました。
出来れば一緒に登りたかったのですが、
夏に日程調整できずにスミマセンでした。
季節が違うと見える景色も・・・
白銀の景色もきっともっとナイスなんでしょうね!
おかげさまで無事登頂して下山できました。
ありがとうございました。
出来れば一緒に登りたかったのですが、
夏に日程調整できずにスミマセンでした。
季節が違うと見える景色も・・・
白銀の景色もきっともっとナイスなんでしょうね!
◆Fさん、こんばんは。
ありがとうございます!
赤石山脈は小さい頃からずっと見てきた山並み、
赤石岳の方角から登る太陽を見て育ってきましたので。
今回の登頂は喜びもひとしおです。
なので、もちろん即爆睡でしたよ。(笑)
数年前のツキイチ冬期調査の沢も冷たかったですが、
今回も冷たかった!
岩魚は・・・更なる調査が必要です。
ナイス!長文さんきう!
平谷湖ナイス!カツ丼食べたい!
ありがとうございます!
赤石山脈は小さい頃からずっと見てきた山並み、
赤石岳の方角から登る太陽を見て育ってきましたので。
今回の登頂は喜びもひとしおです。
なので、もちろん即爆睡でしたよ。(笑)
数年前のツキイチ冬期調査の沢も冷たかったですが、
今回も冷たかった!
岩魚は・・・更なる調査が必要です。
ナイス!長文さんきう!
平谷湖ナイス!カツ丼食べたい!