2015 夏山合宿 ~雲ノ平と奥黒部~ (4日目)

合宿4日目、鷲羽岳からワリモ岳に向かう途中 黒部川源流域を眺める。
背後に三俣蓮華岳 (左) と黒部五郎岳 (右) が並ぶ。
沢も黒部、山も黒部、遠くも黒部、足元も黒部。
私は今日も 黒部の中を歩いている ♪
----------------------------------------------------------------------------------
【合宿4日目】 設定:ダブルピストン
行程 : 三俣山荘 ~ 三俣蓮華岳 ~ 三俣山荘 ~ 鷲羽岳 ~ 水晶岳 ~ 黒部川源流 ~ 鷲羽岳 ~ 三俣山荘 ~ 双六岳 ~ 双六小屋テン泊
・標準CT 11時間35分
・距離 18.0km
朝5時過ぎ、三俣蓮華岳の山頂に立つと 鷲羽岳が広げる南の羽先から朝陽が昇りはじめた。

ここで見たかったのは・・・

黒部五郎岳。
朝日を浴びる黒部五郎岳。
1日目 ここを通過した時、ここから眺める黒部五郎岳が素晴らしかった。
なので、周回してきたら 再びこの場所から朝の黒部五郎岳を見たいと思っていた。
どっしりとした山容、美しいカール、そして 黒部の名を冠する山。
あのカールには沢が流れ、コバイケイソウが咲いていたな。
視線を右に向けると・・・

正面奥に薬師岳、その前方の 平な雲に浮かぶシルエットは雲ノ平。
目の前に見えるけど遠かった。
遠かったけど、黒部の真ん中だと実感した 雲ノ平。
雲ノ平を中心に、黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳、鷲羽岳の4つの百名山がぐるっと取り囲む。
その脇からは黒部川が始まり、北の高天原には温泉が湧いていた。
雲ノ平。
遥かなる楽園。
雲ノ平。
なんてイイ響きなのだろう。
・・・と、いつまでも眺めていたかったが、そろそろテントに戻らねば。(^^;
=3

さあ、まず目の前の鷲羽岳登頂だ。
-----------------------------------------------------------------------------------

・・・で、30分で登頂。(笑)
この足取りの軽さはこれまでの合宿の成果か。
いや、この日はカラ身なので身が軽いのだ。
鷲羽岳山頂を過ぎ、ワリモ岳~右奥が水晶岳 (2,986m)。

昨日登った水晶岳ではあるが、
青空で登りたかったので再び目指す。(笑)
ワリモ岳を過ぎようとすると・・・
あれ!!

稜線で徳島大尉、いや、まくりの彼 (笑) と再会。
彼 「道間違えてこっち来ちゃいました。」
私 「わはは、鷲羽岳2度目の登頂できますね。」
彼 「わはは~」
私 「でも、稜線の方が景色もイイし風が気持ちがイイし」
彼 「あはは、そうですね。」
二人 「わはは~」
再び握手し、それぞれの目的に向かった。
彼とはまた どこかの山で会いそうな気がする。
----------------------------------------------------------------------------------
水晶岳への稜線。

歩くのってなんて気持ちイイんでしょう。
そう思って歩いていた。 (カラ身なのでね。)
水晶小屋手前の斜面で、三俣のお姉さんともすれ違った。
「水晶山頂は青空、良い眺望でしたよ。」
「よーし、まだ天気もちそうですね。ありがとうございます。」
昨夕、私が 「青空で水晶に登りたい! 」 と話したのを覚えていてくれた ♪
・・・で、

青空水晶岳、ゲット!
------------------------------------------------------------------------------------
山頂から、今日歩いて来た稜線。

山頂から、昨日歩いて来た稜線。

達成感。
------------------------------------------------------------------------------------
さて、登頂後ワリモ岳の北分岐まで戻って来た。
そして、まだ成し得ていない目的が残っていた。
「 黒部川源流で、最初の一滴を飲む 」 。
そのためには、大きく下ってまた登り返さなければならないが・・・

うまい!
この黒部の源流風景全てで うまい!

三俣山荘に戻るため、再びワリモ岳の北分岐まで斜面を登る。
彼と同じく、私も鷲羽岳を2度踏むためだ。(笑)
登り返している登山道で・・・

4日目も会えた、笑顔になる鳥 ♪

----------------------------------------------------------------------------------
11時45分、三俣山荘に戻ってきてテント撤収。

再び重いザックを背負って、今夜のテンバ、双六小屋を目指して南下開始。

振り返って、
だんだん遠くなっていく黒部。
だんだん離れていく黒部。

タッチして通過~
15時、今回の合宿最後のテン泊地、双六小屋に到着。
テントを張ったら、持ち金すべて投入してビール&焼酎を買う。
・・・と言っても、各1本ずつでしたが。(笑)

今夜も夕立は来なかった。
天候に恵まれた夏山合宿。
明日はもう下山なんだなぁ。
4日間 黒部源流の山々を歩き回った充実感と心地の良い疲労感。
シュラフに潜り込むと、あっというまに眠りについていた。
Zzz・・・
----------------------------------------------------------------------------------
【4日目のルート】 (手書きMAP ぐちゃぐちゃ(^^; )
【最終日に続く】
【3日目に戻る】
【2日目に戻る】
【1日目に戻る】
【目的達成状況】
1. 黒部五郎岳に登る
2. 雲ノ平に泊まる
3. 高天原で温泉に入る
4. 水晶岳に登る

5. 黒部川源流で、最初の一滴を飲む
6. 心身の鍛錬



7. 太郎ラーメンを食べる ♪
~ complete !!
【合宿4日目】 設定:ダブルピストン
行程 : 三俣山荘 ~ 三俣蓮華岳 ~ 三俣山荘 ~ 鷲羽岳 ~ 水晶岳 ~ 黒部川源流 ~ 鷲羽岳 ~ 三俣山荘 ~ 双六岳 ~ 双六小屋テン泊
・標準CT 11時間35分
・距離 18.0km
朝5時過ぎ、三俣蓮華岳の山頂に立つと 鷲羽岳が広げる南の羽先から朝陽が昇りはじめた。

ここで見たかったのは・・・

黒部五郎岳。
朝日を浴びる黒部五郎岳。
1日目 ここを通過した時、ここから眺める黒部五郎岳が素晴らしかった。
なので、周回してきたら 再びこの場所から朝の黒部五郎岳を見たいと思っていた。
どっしりとした山容、美しいカール、そして 黒部の名を冠する山。
あのカールには沢が流れ、コバイケイソウが咲いていたな。
視線を右に向けると・・・

正面奥に薬師岳、その前方の 平な雲に浮かぶシルエットは雲ノ平。
目の前に見えるけど遠かった。
遠かったけど、黒部の真ん中だと実感した 雲ノ平。
雲ノ平を中心に、黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳、鷲羽岳の4つの百名山がぐるっと取り囲む。
その脇からは黒部川が始まり、北の高天原には温泉が湧いていた。
雲ノ平。
遥かなる楽園。
雲ノ平。
なんてイイ響きなのだろう。
・・・と、いつまでも眺めていたかったが、そろそろテントに戻らねば。(^^;
=3

さあ、まず目の前の鷲羽岳登頂だ。
-----------------------------------------------------------------------------------

・・・で、30分で登頂。(笑)
この足取りの軽さはこれまでの合宿の成果か。
いや、この日はカラ身なので身が軽いのだ。
鷲羽岳山頂を過ぎ、ワリモ岳~右奥が水晶岳 (2,986m)。

昨日登った水晶岳ではあるが、
青空で登りたかったので再び目指す。(笑)
ワリモ岳を過ぎようとすると・・・
あれ!!

稜線で徳島大尉、いや、まくりの彼 (笑) と再会。
彼 「道間違えてこっち来ちゃいました。」
私 「わはは、鷲羽岳2度目の登頂できますね。」
彼 「わはは~」
私 「でも、稜線の方が景色もイイし風が気持ちがイイし」
彼 「あはは、そうですね。」
二人 「わはは~」
再び握手し、それぞれの目的に向かった。
彼とはまた どこかの山で会いそうな気がする。
----------------------------------------------------------------------------------
水晶岳への稜線。

歩くのってなんて気持ちイイんでしょう。
そう思って歩いていた。
水晶小屋手前の斜面で、三俣のお姉さんともすれ違った。
「水晶山頂は青空、良い眺望でしたよ。」
「よーし、まだ天気もちそうですね。ありがとうございます。」
昨夕、私が 「青空で水晶に登りたい! 」 と話したのを覚えていてくれた ♪
・・・で、

青空水晶岳、ゲット!
------------------------------------------------------------------------------------
山頂から、今日歩いて来た稜線。

山頂から、昨日歩いて来た稜線。

達成感。
------------------------------------------------------------------------------------
さて、登頂後ワリモ岳の北分岐まで戻って来た。
そして、まだ成し得ていない目的が残っていた。
「 黒部川源流で、最初の一滴を飲む 」 。
そのためには、大きく下ってまた登り返さなければならないが・・・

うまい!
この黒部の源流風景全てで うまい!

三俣山荘に戻るため、再びワリモ岳の北分岐まで斜面を登る。
彼と同じく、私も鷲羽岳を2度踏むためだ。(笑)
登り返している登山道で・・・

4日目も会えた、笑顔になる鳥 ♪

----------------------------------------------------------------------------------
11時45分、三俣山荘に戻ってきてテント撤収。

再び重いザックを背負って、今夜のテンバ、双六小屋を目指して南下開始。

振り返って、
だんだん遠くなっていく黒部。
だんだん離れていく黒部。

タッチして通過~
15時、今回の合宿最後のテン泊地、双六小屋に到着。
テントを張ったら、持ち金すべて投入してビール&焼酎を買う。
・・・と言っても、各1本ずつでしたが。(笑)

今夜も夕立は来なかった。
天候に恵まれた夏山合宿。
明日はもう下山なんだなぁ。
4日間 黒部源流の山々を歩き回った充実感と心地の良い疲労感。
シュラフに潜り込むと、あっというまに眠りについていた。
Zzz・・・
----------------------------------------------------------------------------------
【4日目のルート】 (手書きMAP ぐちゃぐちゃ(^^; )
【最終日に続く】
【3日目に戻る】
【2日目に戻る】
【1日目に戻る】
【目的達成状況】
1. 黒部五郎岳に登る

2. 雲ノ平に泊まる

3. 高天原で温泉に入る

4. 水晶岳に登る


5. 黒部川源流で、最初の一滴を飲む

6. 心身の鍛錬




7. 太郎ラーメンを食べる ♪

~ complete !!
この記事へのコメント
熱い記事ですね。
過去の一言ブログとは、まるで違います。
反省して下さい(笑)
まくりの彼との出会い、雷鳥に出会い、アスリート女子との出会い。
良い出会いが沢山ありましたね。
月イチでは私がまくられそう(笑)
過去の一言ブログとは、まるで違います。
反省して下さい(笑)
まくりの彼との出会い、雷鳥に出会い、アスリート女子との出会い。
良い出会いが沢山ありましたね。
月イチでは私がまくられそう(笑)
まさかの徳島大尉(笑)
恐縮です。
最終日編楽しみにしときます!
沢に残してもらったメッセージみつけれませんでした!m(_ _)m
かわりに沢でうちわを拾ったんですが落としませんでした?
ぼくの最終日は黒部五郎テン場を3:30に出発したんですが五郎岳山頂での日の出には10分ほど間に合いませんでした^^; でも五郎岳稜線ルートは今回の山行の中で一番険峻で楽しめました!
また山でお会いしたいですね*\(^o^)/*
最終日編楽しみにしときます!
沢に残してもらったメッセージみつけれませんでした!m(_ _)m
かわりに沢でうちわを拾ったんですが落としませんでした?
ぼくの最終日は黒部五郎テン場を3:30に出発したんですが五郎岳山頂での日の出には10分ほど間に合いませんでした^^; でも五郎岳稜線ルートは今回の山行の中で一番険峻で楽しめました!
また山でお会いしたいですね*\(^o^)/*
黒四の水位を下げてきましたね
h爺が鷲羽に登ったら見たいと思っている鷲羽池の写真がありません(T_T)
枯れてた?・・・まさかね^^;;
鉄人徳島大尉さん、お初です
五郎の稜線ルート、h爺も歩きに行きたくなっちゃうじゃないですか(笑)
h爺が鷲羽に登ったら見たいと思っている鷲羽池の写真がありません(T_T)
枯れてた?・・・まさかね^^;;
鉄人徳島大尉さん、お初です
五郎の稜線ルート、h爺も歩きに行きたくなっちゃうじゃないですか(笑)
◆Fさん、こんばんは。
一言ブログの方が短時間でラクなのですが、
今回写真を撮りすぎました。 反省してまーす (^^;
全部一言ブログにすると、一ヶ月以上はかかりそうです。(笑)
ホント、良い出会いがたくさんあった良い山行でした。
ぐるぐる歩いて忙しかったですがね。
ツキイチ、ゆっくりついていきますよ。
沢歩きではFさんにかなわないので。(笑)
一言ブログの方が短時間でラクなのですが、
今回写真を撮りすぎました。 反省してまーす (^^;
全部一言ブログにすると、一ヶ月以上はかかりそうです。(笑)
ホント、良い出会いがたくさんあった良い山行でした。
ぐるぐる歩いて忙しかったですがね。
ツキイチ、ゆっくりついていきますよ。
沢歩きではFさんにかなわないので。(笑)
◆肉汁とシャックリの夜さん、こんばんは。
私もビックリでした!(笑)
私もビックリでした!(笑)
◆徳島大尉、こんばんは。
ブログ見つけていただきありがとうございました。
そして、勝手に何度も登場させてしまってすみません。(笑)
私より一泊少ないにもかかわらず、同ルートを反対に周回。その逞脚ぶりには脱帽ですよ。
しかも、一日目に薬師岳のピストンもやっているし。
黒部五郎岳、私はカールルートを選びましたが、
次は険峻な稜線ルートも歩いてみたいですね~
またばったりお会いするかな?(笑)
今回、山でお会いできたおかげで より印象深い山行となりました。
ありがとうございました。
P.S メッセージは、砂場に書いたので消えてしまったかもしれませんね。
うちはは持っていかなかったので私ではないですよ~
P.S 次回も抜かれないよう これからも信州の山を歩いていますので。
六甲山でのトレーニング、のんびりめでお願いしますね。(笑)
ブログ見つけていただきありがとうございました。
そして、勝手に何度も登場させてしまってすみません。(笑)
私より一泊少ないにもかかわらず、同ルートを反対に周回。その逞脚ぶりには脱帽ですよ。
しかも、一日目に薬師岳のピストンもやっているし。
黒部五郎岳、私はカールルートを選びましたが、
次は険峻な稜線ルートも歩いてみたいですね~
またばったりお会いするかな?(笑)
今回、山でお会いできたおかげで より印象深い山行となりました。
ありがとうございました。
P.S メッセージは、砂場に書いたので消えてしまったかもしれませんね。
うちはは持っていかなかったので私ではないですよ~
P.S 次回も抜かれないよう これからも信州の山を歩いていますので。
六甲山でのトレーニング、のんびりめでお願いしますね。(笑)
◆hさん、こんばんは。
下山してのまったりの中、寄っていただき恐縮です。
南アルプスが北アルプスにあるなら差し入れ持って駆け付けたのですがね。(笑)
鷲羽池、しっかり水を蓄えていて見てきましたに。
背後に赤い岩稜山脈、その一段奥に槍からの穂高連峰。
今回のせるの割愛しましたが。(^^;
黒部五郎岳の稜線で、三人でばったり会うかな?(笑)
下山してのまったりの中、寄っていただき恐縮です。
南アルプスが北アルプスにあるなら差し入れ持って駆け付けたのですがね。(笑)
鷲羽池、しっかり水を蓄えていて見てきましたに。
背後に赤い岩稜山脈、その一段奥に槍からの穂高連峰。
今回のせるの割愛しましたが。(^^;
黒部五郎岳の稜線で、三人でばったり会うかな?(笑)