ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

山・沢・色 ~

信州発、山登りや沢歩きのmemo。

KISO YAMATO

   

KISO YAMATO


木曽に生息するイワナ、ヤマトイワナ。

「来てみにゃわからん。」


-----------------------------------------------------


Fさんと2008年から始めた信州木曽谷支流の調査。
「月イチ定例!支流調査」、通称「ツキイチ」。

今シーズン最後となる9月分もつつがなく調査終了してきました。



KISO YAMATO


朝方は今回調査支流の下流で各々、私はタナビラが数匹釣れて満足、
合流して早昼メシ。(毎回これがタマランチ会長)


KISO YAMATO



--------------------------------------------------


さてここからが本格調査、車止めから藪漕ぎしながら歩き辿り着いたこの支流の源流部、
この峪はどうなっているのか。
イワナはいるのかいないのか。

いざ。


KISO YAMATO


渓床に着いて最初の大場所にミノーを通すもイワナは不在。
次と次の「いかにもポイント」もこれまた不在。

むむ。


KISO YAMATO


源流大場所での無反応が続くと、このまま魚影がなくなるのが今までのツキイチのパターン、
今回もそれを覚悟しどんどん釣り上がっていきます。

でも我々には便利な言葉があるので 互いにそれを連呼し鼓舞。

「これは調査ですので」
「そう、これは調査ですのでね」


二人で慰め 確かめ合います。


=3



KISO YAMATO


出てくるのはイワナではなく、ため息とボヤキではありますがここは木曽。

木曽には山があって谷がある。
谷には沢が流れ、そこにはイワナがいる(ハズ)。

どんどん釣りあがるも水量は減らない沢。
なのできっといるだろと信じロッドを振っていくと・・・




KISO YAMATO


おっおー!
きた!いた!!(涙)
木曽に生息するイワナ、ヤマトイワナ。

木曽にはこんなイワナがいるのでタマランチ。

私が木曽の魅力に憑りつかれた理由のひとつが、この原始と野生のカラーのイワナがいるからー。

淙々と。
KISO YAMATO。

やっぱり よいな。
すごくよい。



----------------------------------------------------



その後も確変ではないものの、良サイズのイワナが数尾釣りあがってきました。

「来てみにゃわからん。」
「ほんとな、来てみにゃわからん。」


これがこの調査を続けたくなる理由の一つ、ツキイチの真髄であろう。



KISO YAMATO


GPSと紙地図上で、水線が消えた場所まで来れたので制覇なり。




-----------------------------------------------------


木曽 木曽 木曽。

ヤマトイワナが生息する木曽谷よ。



KISO YAMATO
(Fさん、毎度の配給ありがとうございます。長野県製薬㈱(王滝村)からのオファーはきっと来年ですYO。)



9月末で渓流魚族は産卵シーズンに入るので渓流釣りは禁漁。
2021シーズンラストの調査は、いかにもツキイチを味わい知れた回となったのでした。



KISO YAMATO


Fさん、今回も そして今シーズンもお疲れさまでした。
おかげさまで これがあるので日々のストレスと戦えましたよ。
10月からどうしましょう(笑)。


2008年から始めたこの「ツキイチ」、14年目となる来シーズンもよろしくお願いします。




    この調査は、魚を釣ることを目的としない。
その沢の、その先がどうなっているのか自分達の目で確かめたい。

ただそれだけ。



ツキイチ調査 令和3年9月分、「KISO YAMATO」



-完-











このブログの人気記事
マキマキ山
マキマキ山

中央アルプス主稜 敗退
中央アルプス主稜 敗退

冬山の星空へ
冬山の星空へ

スノーモンスターに会いに行こう
スノーモンスターに会いに行こう

小八郎岳 すき焼き鍋
小八郎岳 すき焼き鍋

同じカテゴリー(■ 沢歩き)の記事
2023 沢野営
2023 沢野営(2023-09-13 07:00)

涼風の渓へ
涼風の渓へ(2023-09-07 14:16)

滝上調査コンパクト
滝上調査コンパクト(2023-08-22 20:02)

友の友の沢
友の友の沢(2022-09-25 20:49)




この記事へのコメント
先日はありがとうございました。
下流部では爆発しましたね。
どうりでと思いました。
今回の記事はギャグが爆発ですね。

マッタリ昼飯食べて、たまにはあんな
ツキイチもいいですね。

上流部では急流となりましたが
魚がいるか?不安でした。
見事なヤマトで安心しました。
野生のカラー!魚がいるからー
この調査はやめられませんね。
F
2021年10月06日 14:04
◆Fさん、こんばんは。

今シーズンもお疲れさまでした。
今回、下流ではタナビラ、上流ではヤマトイワナと良い調査でした。
しかし下流で夢中になりすぎてしまい、捜索にまで来ていただきすみませんでした(礼)。

今回の上流部での展開といい、13年間続けてもまだまだワクワク感は続きます。
来シーズンも未調査の渓を歩きましょう!

11月の調査番外編も楽しみにしてますに(ニヤリ)。
mukuri
2021年10月07日 19:49
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
KISO YAMATO
    コメント(2)