イワナ。

信州木曽谷に棲むイワナ。 実に美しい。

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イワナという魚は、山奥にしか居ない幻の魚だと思っていた。


木曽に暮らして2ヵ月目、せっかく木曽に来たのだからと 始めてみた渓流ルアー釣り。
日曜日の夕方、家からすぐの場所でイワナが釣れた。それも4匹も！

今から9年前の驚きと興奮は、今も胸に焼き付いている。


「木曽には幻の魚が普通にたくさんいるんだ。」

幻の魚が泳ぐ渓流が無数にある木曽。豊かな自然。
なんて素晴らしいんだろう！と思った。






その時は、イワナはイワナとしか分からなかったけど、
釣れたのが嬉しくて楽しかったのでイワナに興味がどんどん湧いていって、
むさぼるようにインターネットや本で調べたことを覚えている。

調べていていくうちに、イワナにも色んな種類がいて、
木曽にはヤマトイワナという固有種が生息していることを知った。


そんなヤマトイワナを釣ってみたい！

そう思うようになっていったのは必然だったのだと思う。







どこに行けばヤマトイワナが釣れるのか。
毎週のように、地図を開いては 一人で木曽谷の渓流をアチコチ釣り歩いたなあ。





今思えば、その時から ‟調査” は始まっていたのかもしれない。


おかげで川の名を聞けば、それが木曽谷のどの辺りかだいたい分かる。
地名を聞くよりもね。（笑）


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先週末、木曽の谷を歩いていた。
今をも「幻の魚」を釣りたくて、木曽の谷を釣り歩いている。





この日、そこにはそれが棲んでいた。
それが悠々泳いでいることが嬉しかった。






Fさんと2008年から行っている、木曽谷の「月イチ定例！支流調査」。

今回はこんなことを思いながら谷を歩いていた。







イワナ。

信州木曽谷に棲むイワナ。 実に美しい。


山奥にしか居ない幻の魚。

そもそも木曽は山奥か。（笑）


きっとこれからも、まだまだ木曽の谷を釣り歩くのであろう。
今から9年前の驚きと興奮は、今も胸に焼き付いている。


Fさん、お疲れさまでした！

　

－完－