ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

山・沢・色 ~

信州発、山登りや沢歩きのmemo。

源流デイドリーム

   

源流デイドリーム

源流デイドリーム

数年前から地図を広げては、いつか行ってみたいなぁと思い続けていた地。 M谷源流。
ついにそこに自分の足で辿り着き、そこに棲む現実をこの手に掴んだ~!



源流デイドリーム


ずっと憧れ続けたこの時は、源流白日の夢のよう。(^^)




--------------------------------------------------------------------------------



その地までの道はない。
しかし、沢があるので沢筋を行く。


源流デイドリーム

沢歩きに慣れているFさんに続き、
大岩を乗っ越し、渡渉し、目指す源流へ源流へ。





歩きだしてから数時間、前回の調査で到達していた 最強の枝沢 との二股を過ぎてやっと竿を出すと・・・



源流デイドリーム

キラッキラの岩魚。

山岳に棲む岩魚は力強くグイグイ引いた。
そして、その美しさにグイグイ惹き込まれた。

ここまで歩いてきた甲斐があった !


源流デイドリーム




---------------------------------------------------------------------------------


登る

登る



源流デイドリーム

水なき枝沢、白崩沢を過ぎ本筋に戻る。

この先はどうなっているのか。


さっき岩魚をバラシたが気にしない。
(でも余裕で尺は越えていた。(T_T) )




源流デイドリーム

大岩群をやり過ごす。

この先はどうなっているのか。
(やっぱりさっきの岩魚、デカかったなぁ。笑)




すでに魚影は確認できないので、なんとなく竿は出し続けているものの、
私の意識はあの稜線。

M谷の完全制覇に向けて、今回できるだけ近づきたい。

水が流れている以上、沢筋をさらに登る、登る、登って行く。


=3



---------------------------------------------------------------------------------



ふと後ろから Fさんの雄たけび? が聞こえたので振り返ると・・・



源流デイドリーム

さすが隊長、この人は まだ諦めていなかったのだ。


源流 山岳の尺岩魚。
この地に逞しく生きていた。
すばらしい !

まだ岩魚が居たんだ。
これが調査、がっちり握手。


私も気を取り直しミノーを泳がせたら、
反対側を ちっちゃい岩魚がチョロチョロ~っと逃げて行くのが見えた。(汗)

魚影確認、これも調査。(笑)




---------------------------------------------------------------------------------



源流デイドリーム



さらに登るが、さすがにこの標高になると魚影は無くなり・・・




それでも良い。
ツキイチは 魚を釣ることを最大の目的としていないので。

居なくても良い。
ここまで来ると もう魚が居ないということが分かったので。

それでも隊長は竿を出し続けるも (笑)、ここでタイムアップ。






源流デイドリーム

2014年7月26日(土) M谷 上の二股にて。



今、あの思い続けた地に立っている。
ずっと憧れ続けたこの時は、源流白昼の夢のよう。(^^)

4回目のアタック で、ついにここまできたんだ!
満足感と達成感。

yasue空将、今度は 三人 でウッキィ~ ♪ ですぞ。



GPS&地図を見る限り、この先から水線は消えているものの、
まだ水は流れ沢は続き、稜線に向かって駆けあがっていく。

まだまだ深いM谷。



---------------------------------------------------------------------------------



月イチ定例 ! 支流調査。
その真髄は帰路にある。

登った分だけ戻らなけらばならないのだ。
(あたりまえだけど)


さあ、F隊長から支給された スタミナン7 で 気合い注入GO- !!


源流デイドリーム






ショートカットで藪を行け。

掻き分け退軍、山ダニ注意。


源流デイドリーム

登山でイヤイヤな帰りの下りも、道があるだけまだましなのだなぁ。


戻る

戻る


=3=3


---------------------------------------------------------------------------------



途中休憩しながら歩くこと約4時間、


源流デイドリーム



やや無事に車に帰還。^^;

どうにか ヘッデンを付けなくともよいうちに戻ってこれたぞ。



・・・ということでFさん、お疲れさまでした。

二年前の冬期事前調査から始まり、ついにこの地がどうなっているのかこの目で確かめられましたね。
今の情報化社会で信じられることは、自分自身が見た事や体験した事だけですからね。(笑)

ハードであったM谷。
だからこそ、シビれるようなやり遂げた感を味わえたM谷。これが真実。


そしてyさん、良質な情報をありがとうございました。
もちろん次からも利用しますよ。(^^)/



M谷はまだまだ深い。
目指すは、いつの日にかの完全制覇。

しかし、釣りのないM谷の沢登りのみは モチベーションが上がらんなぁ~。(笑)


---------------------------------------------------------------------------------



源流デイドリーム

      この調査は、魚を釣ることを目的としない。

その沢の、その先がどうなっているのか自分達の目で確かめたい。

ただそれだけ。



月イチ定例 ! 支流調査。


源流デイドリーム(平成26年7月分)、完。





このブログの人気記事
マキマキ山
マキマキ山

中央アルプス主稜 敗退
中央アルプス主稜 敗退

冬山の星空へ
冬山の星空へ

スノーモンスターに会いに行こう
スノーモンスターに会いに行こう

小八郎岳 すき焼き鍋
小八郎岳 すき焼き鍋

同じカテゴリー(■ 沢歩き)の記事
2023 沢野営
2023 沢野営(2023-09-13 07:00)

涼風の渓へ
涼風の渓へ(2023-09-07 14:16)

滝上調査コンパクト
滝上調査コンパクト(2023-08-22 20:02)




この記事へのコメント
こんばんは。
あの興奮が蘇ってきましたよ。

しかし、タフですね。私は、電池切れでした。


M谷、厳しかったですが、やりましょう。完全制覇!!
親指注意で!
F
2014年07月31日 22:32
◆Fさん、こんにちは。

私も蘇ってきてますよ。
二人無口で下り歩いた、あのゴールまでの長いみちのりを。(笑)

シャリバテ防止に、朝から気付くとオニギリを食べていたのはさすがです。
あと4〜5個はいけたんじゃ?(笑)

M谷完全制覇狙いますか!

できれば、竿の出せなくなる禁漁期にしませんか。
どうせ魚釣りしている時間はないだろうし、
その頃には親指も完全復活してるだろうからね!
mukuri
2014年08月01日 13:41
お疲れさまでした。

今回の激務欠場すみませんでした。

やはりあの先は最強だったのですね。
そりゃ枝沢は放置プレーも納得ですね。

素晴らしい調査でしたね。
私は去年のあの記憶が蘇ってきました(笑)

下界から虫カゴ持ち心配してましたよ。
あの最強なハードゲイ谷…(笑)
ほんっとお疲れ様でした。
絶対アソコまで行く人は居ないでしょうね。

次回から復帰できるよう調整頑張りますに。
yasue
2014年08月01日 21:08
◆yasueさん、こんにちは。

激務おつかれさまです。
シゴトより仕事が大事ですからね。

いつか一緒に行きますに。
Mな男達の聖地、ハードM谷の完全制覇をめざして!
mukuri
2014年08月02日 20:55
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
源流デイドリーム
    コメント(4)