北アルプス 蝶ヶ岳~常念岳

さっきまで、その頂に立っていた常念岳(標高2,857m)を振り返る。
蝶ヶ岳(標高2,677m)から稜線を歩いてきて 常念山脈の主峰を乗り越えたけど、
ここはまだまだ通過点。
ホントのゴールは、無事に家に帰ってから飲む ちべたいビール。(笑)
(今回も長文です。反省し・・・)
----------------------------------------------------------------------------------
今回は、がっつり山歩きをしたかったので、足ごたえのありそうなルートを探していると・・・
北アルプス 蝶ヶ岳~常念岳 周回ルートなるものを発見。
コース距離約20.2キロ?、標準コースタイムが14時間30分 !?
自分を追い込むにはちょうど良いぞ。(笑)
二つのピークを踏破できるし、なにより常念岳は 前回 敗退した山だしね。
日帰りチャレンジなので、日没までには車に戻って来なきゃ~

【朝4時30分 三股登山口スタート】
「日本名急登100」 をゼイゼイ登る登る登って行く。

途中見た常念岳。
「今日はあそこまで行く!」
でもその前に蝶ヶ岳~

・・・で、3時間で蝶ケ岳ヒュッテに到着す。フガフガ=3
正面の穂高連峰、槍ヶ岳がすげぇ。
やっぱり、青空と眺望がないと登山するのはしんどいな。

蝶ヶ岳の山頂を通過し、次に目指すは常念岳~
-----------------------------------------------------------------------------------
それにしても、蝶ヶ岳からの稜線歩きはゴキゲン ♪

ちょー気持ちイイ!
でも、ちょっと歩くと角度がちょっと変わって、
そのたびに写真を撮りたくなるのでなかなか進まん。(笑)
蝶槍を越えて、常念岳を撮影。
まだまだ遠いが、このでっかい景色に疲れは感じていない。
前進!

・・・が、蝶槍からの樹林帯アップダウンがケッコーキツかった。(汗)

ふ~
-------------------------------------------------------------------------------------
やっと常念岳直下にとりついたけど、見るからにここからがM斜面。
が、一歩一歩行こう!

・・・しかし
すでにここまで5時間30分の行動。
強い日差しの中、さすがに疲れが出てきたのか、斜面を登っている途中から、
足が思うように出なくなる。
体が重い。
休憩をとりながら一歩一歩。
すぐに休んで水を飲む。
歩き出すけどまた立ち止まる。
(おかしい。)
えっ? これが限界?自分の体力。
(ここまできて下山か。)
(引き返すにはどっちからも遠いんだけど。)
(てか、こんなんじゃ戻れんじゃん。)
座りこんだらついに立ち上がれなくなった。
冷や汗が出てきた。
(どうしよう。)
時間は10時30分。
まだ空腹感は無かったけど、しっかり休んだ方が良さそうと思ったので岩陰で昼メシに。
カップラーメン&おにぎり二つを食べながら大休憩。

~ まったり ~
休憩中、一人の登山女子が降りてきたので声をかけた。
「こんにちは~」
「こんにちは~」
「お気をつけて!」
「はーい!」
・・・声が出た。
立ち上がって、2.3歩前に出て見送った体が軽くなっていた。
・・・シャリバテだったのか ?? (苦笑)
炭水化物が脳に体内に浸透してきたのか、歩ける気になった。
さあ行ける!
立ち上がってザックを背負った。

・・・どこからか、隊長の声が聞こえてきた気がした。
こうなる前に 「メシを食え!」
(笑)

-----------------------------------------------------------------------------------
だいぶ長くなってきたので、ここから加速。(笑)

12時過ぎ、一気に登り詰めて山頂タッチ!

山頂からの絶景を堪能して・・・


「あそこから歩いてきたのか、頑張ったぞ自分!」 も堪能して。(笑)

12時30分、常念山脈の主峰を背にすると、
前常念岳までの稜線ハイマツ道を抜けたら、ゴツゴツした岩場を一気に下降。
森林限界から樹林帯に入ると、そこそこの急斜面を延々と単調に下って行く。
しかし長い。長すぎる。
でもこのペースなら夕方には車に戻れそう。
待ってろビール。(笑)
------------------------------------------------------------------------------------
下山途中、3リットル背負ってきた水がついに無くなった。(汗)
帰ってからのビールより、今の水が欲しい~

なんて思いながら、喉カラカラ下ってきたら 早朝見た標識が目の前に。
時計を見ると15時。
戻ってきた~ は~
感慨に浸る前に、いちもくさんに三股登山口にある水場で、1リットル以上水をゴクゴク。
生き返った~
この日、 蝶ヶ岳・常念岳の二座を制覇!
がっつり周回を歩ききった!やった。
途中、一時ホントに追い込まれたけどね。(苦笑)
コースタイム
【三股登山口】 →3時間 【蝶ヶ岳山頂】 →4時間30分 【常念岳山頂】 →2時間30分 【三股登山口】
総行動時間 10時間
--------------------------------------------------------------------------------

無事自宅に戻ってくると、気持の良かった稜線歩きの写真を見ながらニヤニヤ、
念願のビール。ちべたくてウマ~
そして、歩いたルートを地図で確認してたら・・・
蝶ヶ岳の山頂は、ヒュッテの南 !? ・・・そっち、行ってないし。(汗)
一気に酔いが回ってバタンキュー
今回は、がっつり山歩きをしたかったので、足ごたえのありそうなルートを探していると・・・
北アルプス 蝶ヶ岳~常念岳 周回ルートなるものを発見。
コース距離約20.2キロ?、標準コースタイムが14時間30分 !?
自分を追い込むにはちょうど良いぞ。(笑)
二つのピークを踏破できるし、なにより常念岳は 前回 敗退した山だしね。
日帰りチャレンジなので、日没までには車に戻って来なきゃ~
【朝4時30分 三股登山口スタート】
「日本名急登100」 をゼイゼイ登る登る登って行く。

途中見た常念岳。
「今日はあそこまで行く!」
でもその前に蝶ヶ岳~

・・・で、3時間で蝶ケ岳ヒュッテに到着す。フガフガ=3
正面の穂高連峰、槍ヶ岳がすげぇ。
やっぱり、青空と眺望がないと登山するのはしんどいな。


蝶ヶ岳の山頂を通過し、次に目指すは常念岳~
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それにしても、蝶ヶ岳からの稜線歩きはゴキゲン ♪

ちょー気持ちイイ!
でも、ちょっと歩くと角度がちょっと変わって、
そのたびに写真を撮りたくなるのでなかなか進まん。(笑)
蝶槍を越えて、常念岳を撮影。
まだまだ遠いが、このでっかい景色に疲れは感じていない。
前進!

・・・が、蝶槍からの樹林帯アップダウンがケッコーキツかった。(汗)

ふ~
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やっと常念岳直下にとりついたけど、見るからにここからがM斜面。
が、一歩一歩行こう!

・・・しかし
すでにここまで5時間30分の行動。
強い日差しの中、さすがに疲れが出てきたのか、斜面を登っている途中から、
足が思うように出なくなる。
体が重い。
休憩をとりながら一歩一歩。
すぐに休んで水を飲む。
歩き出すけどまた立ち止まる。
(おかしい。)
えっ? これが限界?自分の体力。
(ここまできて下山か。)
(引き返すにはどっちからも遠いんだけど。)
(てか、こんなんじゃ戻れんじゃん。)
座りこんだらついに立ち上がれなくなった。
冷や汗が出てきた。
(どうしよう。)
時間は10時30分。
まだ空腹感は無かったけど、しっかり休んだ方が良さそうと思ったので岩陰で昼メシに。
カップラーメン&おにぎり二つを食べながら大休憩。
~ まったり ~
休憩中、一人の登山女子が降りてきたので声をかけた。
「こんにちは~」
「こんにちは~」
「お気をつけて!」
「はーい!」
・・・声が出た。
立ち上がって、2.3歩前に出て見送った体が軽くなっていた。
・・・シャリバテだったのか ?? (苦笑)
炭水化物が脳に体内に浸透してきたのか、歩ける気になった。
さあ行ける!
立ち上がってザックを背負った。

・・・どこからか、隊長の声が聞こえてきた気がした。
こうなる前に 「メシを食え!」
(笑)

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だいぶ長くなってきたので、ここから加速。(笑)

12時過ぎ、一気に登り詰めて山頂タッチ!

山頂からの絶景を堪能して・・・


「あそこから歩いてきたのか、頑張ったぞ自分!」 も堪能して。(笑)

12時30分、常念山脈の主峰を背にすると、
前常念岳までの稜線ハイマツ道を抜けたら、ゴツゴツした岩場を一気に下降。
森林限界から樹林帯に入ると、そこそこの急斜面を延々と単調に下って行く。
しかし長い。長すぎる。
でもこのペースなら夕方には車に戻れそう。
待ってろビール。(笑)
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下山途中、3リットル背負ってきた水がついに無くなった。(汗)
帰ってからのビールより、今の水が欲しい~

なんて思いながら、喉カラカラ下ってきたら 早朝見た標識が目の前に。
時計を見ると15時。
戻ってきた~ は~
感慨に浸る前に、いちもくさんに三股登山口にある水場で、1リットル以上水をゴクゴク。
生き返った~
この日、 蝶ヶ岳・常念岳の二座を制覇!
がっつり周回を歩ききった!やった。
途中、一時ホントに追い込まれたけどね。(苦笑)
コースタイム
【三股登山口】 →3時間 【蝶ヶ岳山頂】 →4時間30分 【常念岳山頂】 →2時間30分 【三股登山口】
総行動時間 10時間
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無事自宅に戻ってくると、気持の良かった稜線歩きの写真を見ながらニヤニヤ、
念願のビール。ちべたくてウマ~
そして、歩いたルートを地図で確認してたら・・・
蝶ヶ岳の山頂は、ヒュッテの南 !? ・・・そっち、行ってないし。(汗)
一気に酔いが回ってバタンキュー
この記事へのコメント
こんばんは。
シャリバテの怖さは、我々が体験済みです。
今回は食料持っていって正解でしたね(笑)
しかし、鍛えてますね。
M谷楽勝でしょうね。私は完全メタボなんで相手の立場にたった行動をお願いします(笑)
シャリバテの怖さは、我々が体験済みです。
今回は食料持っていって正解でしたね(笑)
しかし、鍛えてますね。
M谷楽勝でしょうね。私は完全メタボなんで相手の立場にたった行動をお願いします(笑)
mさんでもキツかったですか!
ワシの友達に常念登って一旦下りて、
すげー時間が余ったから蝶も登ってきた(一日でダブルピストン)
ってアホウがいるので、
周回ならある程度楽なのかと思ってました^^;;
ダブルピストンの方が楽?
やっぱ槍はかっちょええね♪
この日、八ヶ岳からも見えましたよ。
ワシの友達に常念登って一旦下りて、
すげー時間が余ったから蝶も登ってきた(一日でダブルピストン)
ってアホウがいるので、
周回ならある程度楽なのかと思ってました^^;;
ダブルピストンの方が楽?
やっぱ槍はかっちょええね♪
この日、八ヶ岳からも見えましたよ。
◆Fさん、こんばんは。
メシを食べなきゃいけないのを忘れていました。
まさに稜線の魔力、またやってしまいました。(^^ゞ
M谷はきっともっとハードでしょう。
もたもたしていたら、私も赤鬼軍曹にしばかれるかもです。(笑)
メシを食べなきゃいけないのを忘れていました。
まさに稜線の魔力、またやってしまいました。(^^ゞ
M谷はきっともっとハードでしょう。
もたもたしていたら、私も赤鬼軍曹にしばかれるかもです。(笑)
◆hさん、こんばんは。
キツかった~
特に蝶槍~常念のアップダウン連続は修行です。
稜線歩きなのでラクなのでは? と思っていたのですが甘かった。
樹林帯で風も吹かなかったですしね。
ダブルピストンとは!
尊敬します。(笑)
蝶への登りも長かったですが、
下りに使った前常念からの岩場下りは、登りに使いたくないほどの急斜面。
どっちか1回でお腹いっぱいですよ。
八ヶ岳、爆裂していましたね。(笑)
キツかった~
特に蝶槍~常念のアップダウン連続は修行です。
稜線歩きなのでラクなのでは? と思っていたのですが甘かった。
樹林帯で風も吹かなかったですしね。
ダブルピストンとは!
尊敬します。(笑)
蝶への登りも長かったですが、
下りに使った前常念からの岩場下りは、登りに使いたくないほどの急斜面。
どっちか1回でお腹いっぱいですよ。
八ヶ岳、爆裂していましたね。(笑)