遥かなる赤石岳

3月上旬、独り2日かけてここまで登ってきた。
目指す南アルプスの3,000m超峰 赤石岳が見えてきた。
この雪稜を登りきればやっと主稜線にでる。
さあ!ここからが核心部だぁ~
*長文失礼
----------------------------------------------------
【1日目】
ロングな林道を歩いてやっと湯折の登山口にたどり着くと

その後は小渋川の渡渉ルートを行く。
正面に目指す3,000mの稜線。
=3
後半 ズボズボ雪の河原から広河原小屋。(通年無人)

小屋でウェーダーから登山靴に履き替えたら、
ワカンを装着して夏道の場所から尾根に取りつく。
---------------------------------------------------
そこからも樹林帯の中をラッセル、
ラッセル、
ラッセル。(汗)

=3
くたびれてしまった夕方、
標高を上げられないまま2,000m下の雪森の中でビバーク。

熱燗が身体に沁みたなぁ~
Zzz~
----------------------------------------------------
【2日目】
朝5時30分から今日もラッセル開始!

8時30分、昨夜テントを張るはずだった船窪まで来ると、
夏道にあるプレートのところまで行かず 手前の西尾根から雪斜面を登っていく。

9時30分、やっと樹林帯を抜けると

荒川岳が 抜けるような青空に素晴らしい。
ふぅ~
---------------------------------------------------------
テントから歩き出して5時間、標高2,750m辺りで ライチョウの足跡発見 ♪

道草歓迎、一本の足跡を追って谷を南に降りていくと
ダケカンバ帯で複数本交差する足跡群発見!!
きっとここにおりますに!
と、さらに急斜面の谷をトラバース&どんどん降りて歩き回るも・・・
発見ならず残念。(^^ゞ
ヒーコラ急斜面を戻って再び雪稜に復帰。(汗)

=3
-------------------------------------------------------------------------
11時過ぎ、雪稜を登りきってやっと南アルプスの主稜線にでた。
風はビュービュー でもナイス、ビュー!(寒)

北に荒川前岳(3,068m)~悪沢岳(3,141m)。
南が目指す赤石岳(3,121m)。あと少し。

-------------------------------------------------------------------------
3月上旬、独り2日かけてここまで登ってきた。
目指す南アルプスの3,000m超峰 赤石岳が見えてきた。
雪稜を登りきってやっと主稜線にでた。
さあ!ここからが核心部だぁ~
・・と思ったけど、ここまででもうすでにヘロヘロ、バテてしまったので引き返えしを決めた。
よくぞ二年前、厳冬期に 小赤石岳まで登った よなぁ~自分。
林道、沢渡渉、雪河原、樹林ラッセル&踏み抜き、急斜面の深雪尾根・・・
今回標高3,000mの稜線歩きが核心部と思っていたけど、
本当の核心部はここまでの道のりだったなぁ。(汗)
足跡追って、道草してしまったのも体力切れの原因か。(笑)

登頂&ライチョウ、両方叶わなかった今回の山行。
遥かだった赤石岳、またいつか~
-完-
【1日目】
ロングな林道を歩いてやっと湯折の登山口にたどり着くと

その後は小渋川の渡渉ルートを行く。
正面に目指す3,000mの稜線。
=3
後半 ズボズボ雪の河原から広河原小屋。(通年無人)

小屋でウェーダーから登山靴に履き替えたら、
ワカンを装着して夏道の場所から尾根に取りつく。
---------------------------------------------------
そこからも樹林帯の中をラッセル、
ラッセル、
ラッセル。(汗)

=3
くたびれてしまった夕方、
標高を上げられないまま2,000m下の雪森の中でビバーク。

熱燗が身体に沁みたなぁ~
Zzz~
----------------------------------------------------
【2日目】
朝5時30分から今日もラッセル開始!

8時30分、昨夜テントを張るはずだった船窪まで来ると、
夏道にあるプレートのところまで行かず 手前の西尾根から雪斜面を登っていく。

9時30分、やっと樹林帯を抜けると

荒川岳が 抜けるような青空に素晴らしい。
ふぅ~
---------------------------------------------------------
テントから歩き出して5時間、標高2,750m辺りで ライチョウの足跡発見 ♪

道草歓迎、一本の足跡を追って谷を南に降りていくと
ダケカンバ帯で複数本交差する足跡群発見!!
きっとここにおりますに!
と、さらに急斜面の谷をトラバース&どんどん降りて歩き回るも・・・
発見ならず残念。(^^ゞ
ヒーコラ急斜面を戻って再び雪稜に復帰。(汗)

=3
-------------------------------------------------------------------------
11時過ぎ、雪稜を登りきってやっと南アルプスの主稜線にでた。
風はビュービュー でもナイス、ビュー!(寒)

北に荒川前岳(3,068m)~悪沢岳(3,141m)。
南が目指す赤石岳(3,121m)。あと少し。

-------------------------------------------------------------------------
3月上旬、独り2日かけてここまで登ってきた。
目指す南アルプスの3,000m超峰 赤石岳が見えてきた。
雪稜を登りきってやっと主稜線にでた。
さあ!ここからが核心部だぁ~
・・と思ったけど、ここまででもうすでにヘロヘロ、バテてしまったので引き返えしを決めた。
よくぞ二年前、厳冬期に 小赤石岳まで登った よなぁ~自分。
林道、沢渡渉、雪河原、樹林ラッセル&踏み抜き、急斜面の深雪尾根・・・
今回標高3,000mの稜線歩きが核心部と思っていたけど、
本当の核心部はここまでの道のりだったなぁ。(汗)
足跡追って、道草してしまったのも体力切れの原因か。(笑)
登頂&ライチョウ、両方叶わなかった今回の山行。
遥かだった赤石岳、またいつか~
-完-
この記事へのコメント
靴、買いましたね( ̄∇ ̄)ニヤッ
具合はどうすか?
ライチョウ追わなきゃ登頂は叶ったかもしれませんね
でも棲息の証を見つけられただけでもウラヤマです
チャレンジし続ければいつか両方達成できますに
ただ、、、なかなかオイソレと行ける場所じゃないのがねー
お疲れやまでした
具合はどうすか?
ライチョウ追わなきゃ登頂は叶ったかもしれませんね
でも棲息の証を見つけられただけでもウラヤマです
チャレンジし続ければいつか両方達成できますに
ただ、、、なかなかオイソレと行ける場所じゃないのがねー
お疲れやまでした
熱い記事ですね。
その想いが伝わってきました。
雷鳥は私も見たかったです。
が、私は始めの沢が気になったのはここだけの話にしておいてください(笑)
今回は、敗退ではなく次に繋がる木曽の架け橋です。
その想いが伝わってきました。
雷鳥は私も見たかったです。
が、私は始めの沢が気になったのはここだけの話にしておいてください(笑)
今回は、敗退ではなく次に繋がる木曽の架け橋です。
◆hさん、こんばんは。
スノーシューズ、軽くて歩きやすくて 足が冷たくならなくて具合が良かったです。
ただ、アイゼンのピッタリ装着が形状的に難しいのが惜しいな~
冬ライチョウ、ここんところの陽気でナワバリの下見を意識し出してきたでしょうか。
山麓で活発に動き始めているかな。
スノーシューズ、軽くて歩きやすくて 足が冷たくならなくて具合が良かったです。
ただ、アイゼンのピッタリ装着が形状的に難しいのが惜しいな~
冬ライチョウ、ここんところの陽気でナワバリの下見を意識し出してきたでしょうか。
山麓で活発に動き始めているかな。
◆Fさん、こんばんは。
両方狙ったのですが両方とも叶いませんでした。(笑)
久々のトレックで体力低下していたのも実感しました。
沢は私もじっと目を凝らしましたが発見できませんでした。
木曽の架け橋(笑)、難所ですがいつか突破したいですね~
両方狙ったのですが両方とも叶いませんでした。(笑)
久々のトレックで体力低下していたのも実感しました。
沢は私もじっと目を凝らしましたが発見できませんでした。
木曽の架け橋(笑)、難所ですがいつか突破したいですね~