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山・沢・色 ~

信州発、山登りや沢歩きのmemo。

涼風の渓へ

   

涼風の渓へ


今年は9月に入っても厳しい暑さはおさまらず、
ギラギラ太陽 街場は連日35℃超えの記録的な猛暑続き。(汗)



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9月上旬、木曽谷の渓。
標高約1,100m地点。


涼風の渓へ


水温16℃の沢の流れが 渓に飛沫とともに涼しい空気の流れを生んで、
街場と違って なんたらヒンヤリ快適な空間だこと。


涼風の渓へ



涼風の渓へ

私に釣れたイワナと、
Fさんが釣ったイワナと。

涼風の渓へ



奥へ奥へ。上流へ。源流へ。

今月も、「その沢の、その先がどうなっているのか自分達の目で確かめる」ために沢を歩いた。


涼風の渓へ


「イワナおりますに」


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時間は正午、沢脇の木陰に腰を下ろして沢での飯(通称サワメシ)。


涼風の渓へ


今回は、実家でとれた夏野菜とツルヤで買ったソーセージを持ってきた。


涼風の渓へ


そして、毎度現地の沢の水を沸かしてすするカップラーメンが、

Fさんと、2008年から続けている、信州木曽谷支流の調査、
月イチ定例!支流調査」、通称「ツキイチ」。

・・の恒例行事の一つ。


そしてここ数年は、食後の休憩(通称サワバタ会議)が長時間になっていることも恒例行事の一つ。
しかし、この長くなってきたサワバタ会議の時間が日々のストレスを発散できる有意義な時間。
これも含めてのツキイチ。


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さて立ち上がって調査再開。

今シーズン来てみたかったこの渓、地図を見る限り沢の両岸の等高線が詰まっており、
エスケープルートもなく雨の心配がある日には来れなかった。



涼風の渓へ



この渓に棲んでいたイワナ。

涼風の渓へ


デカいイワナがめちゃめちゃ釣れる沢は もうそうは残っていない。
静かな谷に普通のイワナが普通に棲んでいる。それでよい。

この谷も、地図上の水線が切れた頃から水量は減り、勾配がきつくなりはじめると魚影は消えた。
地図上で妄想するしかなかった場所を自分たちの目で確かめることができた。



涼風のように爽やかな達成感と満足感に満たされ、また一つ信州木曽谷支流の調査完了なり。



涼風の渓へ


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Fさん、今シーズンもお疲れさまでした。

6.7月は雨でしたが、気になる沢を谷をツキイチで調査できて充実しました。
年々奥深く険しい谷に入る体力が落ちてきましたがね。

16年目となる来シーズンもよろしくお願いします。
ゆっくりやっていきましょう! いや、やらせてください(笑)。


涼風の渓へ




<おまけ>

このザック、2008年の初回調査からずっと使っているノースのリーコン。


涼風の渓へ

だいぶ色あせてくたびれてきちゃったけど、まだまだ頼むね~




    この調査は、魚を釣ることを目的としない。
その沢の、その先がどうなっているのか自分達の目で確かめたい。

ただそれだけ。


ツキイチ調査 令和5年9月分、「涼風の渓へ」



-完-




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この記事へのコメント
連日、暑かったですね。猛暑でした。
でも、沢は森が太陽の光を遮り、マイナスイオンを
タップリ浴びて涼しかったです。節電避暑地ですね。

サワメシのうまかったな~。夏野菜ありがとうございました。
塩をふっただけで、すごくおいしかったです。

気になる沢は復活途中だと分かりました。
岩魚がいて安心しました。
年々、体力は落ちますがこれぞ月イチだと思った調査でした。
また来年もお願いします。
私のリュックも2008年の初回から使ってますよ~。
F
2023年10月03日 18:54
◆Fさん、こんばんは。

ホント、下界と比べてここは避暑地、16℃の冷流水が天然のラジエーターでしたね。
猛暑続きでくたびれていましたが、心身ともに良いリフレッシュになりました。

年々サワメシタイムと入渓前ミーティングが長くなってきましたが大歓迎です。
若いうちにハードな谷の調査を完了させておいてよかったです。

木曽谷にはまだまだこんな沢やあんな沢があるはずです。
情報化社会、自分たちの目で確かめ体感するために、来シーズンも調査継続お願いします。
mukuri
2023年10月04日 19:47
 
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