4月上旬、今シーズンラストになるだろう雪山へ。

場所選びに悩んだけれど、晴れ予報が出たのは中央アルプス、
ロープウェイでお手軽に高いところに行ける場所。

そして、何より まだ白いかな？ライチョウに会えるかもしれない中央アルプスに決定。

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ロープウェイ千畳敷駅（標高2,612m）から、カールを横切り紺碧の八丁坂を登って行く。

今シーズン初となるピッケルを突きながら、ラストとなるだろうアイゼンに噛む雪を一歩一歩踏みしめながら登っていくと、あっという間に乗越浄土に抜け出た。

もうすっかり冷たくない春の風が、汗ばんだ（汗だくの）頬に心地よい。





縄張りを領有するため、気の早い雄ライチョウが稜線近くまで来てはいないものかと目を凝らすも…結局遭遇できず。
さすがにまだこの辺りまでは来ていないか。

ライチョウの繁殖期は6月。
その頃はきっと、越冬し逞しく成長したライチョウ達に出会えるのであろう。





この日は奥の木曽駒ヶ岳方面には行かず、木曽前岳（標高2,826m）に登頂。


北アルプス方面は青い空。
そして何より高い場所で景色のいい場所は気持ちがイイな。






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ほぼ正午、宝剣山荘の脇まで戻って本日の山ごはん。

持ってきたスノーソーで雪ブロックを切りだし風よけを積んで。





来シーズンは、どこかのアルプスでイグルー作って雪中泊をやってみたいなぁ。


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4月上旬、残雪の中央アルプス。





里では桜開花の便りが届き始めたここ南信州。

移り行く季節を感じながら、ロープウェイ千畳敷駅まで戻ったのでした。