今回の山行の目的、南アルプス 地蔵岳の尖塔 オベリスク。
その目的を、1日に3回も近くで眺められたので（笑）、満足してひと休み。

あの先っちょには、とてもアタックする気にはなれませんでしたがね。

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南アルプス北東部にある、鳳凰三山。
鳳凰三山は、地蔵岳 （2,764m）、 観音岳 （2,840m）、薬師岳 （2,780m）の3つの山の総称。

当初計画は地蔵岳のオベリスクまでの一山狙いでしたが、
neoメンバーの囁きにより （笑）、三山のプチ縦走をしてきたのでした。




今回の予定ルートは、

【1日目】　青木鉱泉～ドンドコ沢コース～鳳凰小屋ツェルト泊
【2日目】　鳳凰小屋～地蔵岳～観音岳～薬師岳～中道コース～青木鉱泉　

の鳳凰三山縦走周回。



ではスタート。



11時40分歩き出し。





この日の行程は、鳳凰小屋まで自分の体を持っていくことだけ。
テント泊装備背負って黙々と樹林の中を登り、高度を上げていきます。





青木鉱泉から3時間半、15時過ぎに小屋着。





ツェルトを貼って、小屋で缶ビールを買ってだらだら～






少し暗くなってきたのでツェルトの底を開いて晩メシに。

夜は風なし、雨なし、星なし。

Zzz…



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【2日目】

メインの目的 「朝焼けのオベリスク」 が見たくて、朝3時半起床。
やった、東の空の遠い先がオレンジ色に染まっている。

晴れてくれそうだ ♪

急いでお茶漬けを食べてツェルト撤収。
シュラフやら荷物全部担いでさあ、オベリスクを目指せ！


半ダッシュで登っていくが・・・朝焼けが始まってきた。（汗）　急げ！



（地蔵岳オベリスク直下にて。4時50分撮影）




間に合ってくれ～　と全力で稜線アカヌケ沢の頭まで駆け登ると・・・


逆光。（汗）





全身の力が抜けたが、
もし間に合っていたとしても、朝陽は山の東側にあたるので、
結局ここからじゃうまく撮れなかったよなぁ。（苦笑）



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さて三山縦走。
次は観音岳を目指します。







しかし鞍部まで下りてきて振り返ると・・・




オベリスクに陽があたっている！

やっぱり、明るいオベリスクを近くで見たい 撮りたい 眺めたい。
このままもうここには戻って来ないし。


・・・で、ザックをデポし、アカヌケ沢の頭までガシガシ引き返して再びオベリスク・・・







太陽は雲に隠れ。（汗）
（6時35分撮影）




再び下って登ってデポポイントまで戻って来て休憩。

そして振り返ると、またまたオベリスクに陽があたっている！
でももういいや。（笑）






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観音岳 （2,840m） までは少し登るが、



山頂から振り返って 歩いて来た稜線と、
左奥には甲斐駒ヶ岳がカッコイイ ♪








これから歩く薬師岳方面。
奥にはNo.1 FUJIさん。




西側には、日本No.2 北岳～ No.3 間ノ岳～No.15 農鳥岳の3,000m超級の山脈がデカく深い。
左の奥はNo.6 荒川岳か。




きっと、いつかあそこらも歩く日が来るんだと思う。



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そして鳳凰三山目、薬師岳着。

このまま中道コースから青木鉱泉に下る予定であったが、快晴微風、まだ朝9時前。
もったいないので歩いて来た稜線を戻ることに。（笑）

キレイな白砂の登山道、大好きな稜線歩きをもっとしたかったしね。




正面に観音岳、左奥は仙丈ヶ岳。







観音岳から甲斐駒ヶ岳 再び。







地蔵岳アカヌケ沢の頭に登り返して・・・







オベリスク 再々び。（笑）

やっと撮れた ♪
しつこいですよ私は。（笑）



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鳳凰小屋に下りてきて、65Lザックを下ろしカップラーメンで昼メシ。
運よく梅雨の晴れ間に恵まれた良い山行だったなぁ～ と浸っていたのでしたが・・・





結局小屋に戻ってきたならば、テン泊道具一式ここに置いといて、
軽装で三山ピストンしてくれば良かったなぁ～ とも思っていたのでした。 （笑）



－ 完 －