ノスタルジア

mukuri

2019年08月24日 21:26




Fさんとの恒例行事、信州木曽谷の「月イチ定例!支流調査」、通称ツキイチ。

8月も恙なく調査終了してきました。


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「木曽路はすべて山の中である―。」


島崎藤村によって書かれた長編小説はこの書き出しで始まる。




(腰の調子イイね!Fさん)



信州木曽。木曽谷。

御嶽山の麓、中央アルプスの西に位置するこの谷は、
東方の明るい伊那谷と比べて谷合いが狭く、どこか発展から取り残された感がある。



(キラッキラのイワナ。木曽のヤマトイワナ。)


だからこそか、古き良きヤマトの時代が今もそこに残っている。

変わらないこと。変わっていないこと。
今もそのままそこにあることの素晴らしさよ。


過去のものや遠い昔に惹かれる気持ち。
失ったものを取り戻すかのような、ほっとする気持ち。

そう、木曽を訪れるたびに感じるのはその懐かしさ。



ノスタルジア。


いつも帰ってきた感に駆られる場所、そう 木曽。



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(小滝を越えて奥へ奥へ!)


うまくいかないこと続きで困憊しても、私には木曽があるって思っている。

木曽に行けばそれを和らげてくれる。ストレスを軽減してくれる。
頑張ってみるかな!って気持ちにさせてくれる。


あっ、今 アサギマダラがひらひら向こうへ飛んでいった!


木曽、木曽、木曽。





(ツキイチ恒例、沢でのカップラーメン)



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「すべては山の中」。

今月もその場所に来ている。
もう11年続くFさんとのツキイチ恒例行事。



(これまた恒例、ツーショット)


沢を歩いて汗をかき、木漏れ日の中イワナと遊ぶ。


清らかな水はただただ高いところから低いところに流れていって、
岩にぶつかって木に跳ねて、さらさらと優しい音を響かせる。

心地よい。



爽やかな風がひらひらと甘酸っぱい森の匂いを運んできて、
それを胸いっぱいに吸いこみ目を閉じる。

気持ちよい。




そう、これが木曽。

木曽、木曽、キソ、キソ、山の中。




(これもまたまた恒例、頑張れるドリンク!。Fさん、配給ありがとうございました。)



今回は、こんなことを想いながら沢を歩いていた。

そして、こんな想いに浸りたくてまた木曽を訪れるのであろう。







ツキイチ。

この長編小説はまだまだ終らない。






おっと、、Fさん今回もお疲れさまでした~




-完-







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