滝上調査コンパクト

mukuri

2023年08月22日 20:02




Fさんと、2008年から続けている、信州木曽谷支流の調査。
「月イチ定例!支流調査」、通称「ツキイチ」。


今回8月分は、滝上の調査に行ってきました。


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今回は前日から木曽入り。

木曽駒冷水公園(今シーズン開園)にテントを張って前泊です。






この公園、木曽駒ヶ岳の雪解け天然水が園内を流れ、
その水源と木曽の美しい自然を保護する目的で造られた公園。
標高も高く涼しい。

そして管理人不在、365日24時間オープンしていて無料。
やっと来れました。




前夜祭メインは、木曽町福島のAコープで買った牛タン。


食べ終わった頃なんとFさんが登場、各種クラフトビールの実弾を大量補給してくれました。
ありがとうございました。

コンパクト焚火で明日の調査の緊急ミーティング。
この後運転して自宅に戻るFさんはノン○ルコール○ールですみません。








Fさんが帰った後、木曽の夜空に満天の星。

この公園(キャンプ場)、きっと今後何回もお世話になるのであろう。


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さてと前置きが長くなりましたが、今回は滝上の調査。

朝6時に集合して移動、車を停めたら現地まで約30分歩いて滝下に到着。





一説では、この滝上には大岩魚がいるとの伝説(ウワサ)があるらしい。

「滝上の伝説の大岩魚」

なんというワクワクする響き、ロマン。木曽。
これは行くしかありますまい。



その滝を超えるとすぐまた滝。



その浅い滝壺はなんの反応無し。(汗)


その後も各々深みは土砂等で埋まった形跡、岩魚が棲むには厳しそうな沢。
生命反応無し。(汗)






・・ちなみにこの日のFさん、途中からヤマダニ対策で完全防備仕様。



「安全第一!」




その後も竿を出し続けるも生命反応なく、表れた小滝で即調査終了。




大岩魚伝説。


このツキイチ調査の目的は 「現地に行って、自分達の目で確かめること」。

現実を確かめることができたので調査目的達成。
まだ10時過ぎ、短時間でコンパクトにこの日のメイン調査終了。


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少し早いサワメシで、サワバタ会議を小一時間、
食後は大支流を釣り登るルートで小沢調査に入ることに決定。





この先の深いで大淵で、どデカいグリーンバックの魚影がギラっとルアーを追ってきたがHITさせられず。
多分タナビラか。

惜しかった。





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そしてその小沢はキッズ岩魚の姿のみ。

それでよい。

ここで育った渓流魚達が、ここから繋がる木曽谷の渓流のどこかを泳いでいるのであろう。


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Fさん、灼熱の8月調査お疲れさまでした。

源流防護服にはびっくりしました(笑)が、ヤマダニは僅かなスキをついてきましたね。
大事にしてください。


今シーズンも来月9月で最終調査、渇水で水量が心配ですがよろしくお願いします。






    この調査は、魚を釣ることを目的としない。
その沢の、その先がどうなっているのか自分達の目で確かめたい。

ただそれだけ。


ツキイチ調査 令和5年8月分、「滝上調査コンパクト」



-完-







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