サワバタ
2008年からFさんと続けている 信州木曽谷の
月イチ定例!支流調査、通称「ツキイチ」。
毎年7月は梅雨期と重なるので、降雨はともかく増水が心配で調査場所選びに悩みます。
特に今年は長梅雨、雨量も多く木曽谷の沢はどこも増水の模様。
・・ということで7月下旬、増水対策沢(と思われる小渓)を選択。
そこはどういう沢でどうなっているのか。
二人で調査に向かいます。
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前日 強い雨が降らなくてよかった。
当日は午後から雨予報でズブ濡れを覚悟していましたが、午前中は薄日に緑がキレイ。
すぐにイワナが走る!
活き活きとした目。
木曽谷のイワナ。
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午後からの雨を警戒し、今回は少し早めのサワメシ。
腰を下ろしてまずはお湯を沸かそう。
さっそく始まる沢端会議。
今思っていること、これから気になること、そして笑える昔話。
現在と未来、そして過去の話題が止まらない。
・・カップラーメンが出来上がったのですする~
自分が言いたいことを言うと、Fさんからテンポよく見事なボールが返ってくる。
内容が新鮮で活性化する。
さらに私が自由に投げ返すボール、相手が受けやすかったのかは不明でしたがね。(笑)
そんなことを繰り返していたら、あっという間に小一時間が経過。
しかし毎回この時間が実に良い。
片づけながら今度は政治と若者とマスクの話題に・・あとは忘れちゃった。
そろそろ立ち上がって調査再開しますかね。
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地図で見た通り標高差の少ないこの渓。
危険な箇所もなく緩やかに水線を辿っていく。
途切れなくイワナ達が躍動していることを確かめながら、
だんだん枝分かれしていくこの沢の、一番水量が多い流れを選びながら進んで行ったら
最後は岩と草木から染み出す水にゴールを告げられた。
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=3
無事入渓場所近くに戻ってこれた。
午後になってパラパラ雨が降っていたようだが、
渓を覆う梢と茂る広葉樹のおかげで気にならなかった。
Fさんお疲れさまでした。前夜からの防人もありがとうございました。
そして今回もマイナスイオンをびっしょり浴びちゃっていましたね。(笑)
ツキイチのサワバタ会議いや調査、またよろしくお願いします!
この調査は、魚を釣ることを目的としない。
その沢の、その先がどうなっているのか自分達の目で確かめたい。
ただそれだけ。
ツキイチ調査 令和2年7月分、「サワバタ」
-完-
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