滝谷を攀じれ!

mukuri

2015年09月22日 23:58



滝を越えるとまた滝が (*_*;            
それでも目指すはこの I谷の完全遡行だ!

私(達)は、専門的な道具も技術もないもんで、
立ち木を掴み 岩を攀じり、草にしがみつきながら、両手両足をフルに使って滝を越えてゆく (しかない)。

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Fさんと 2008年より行っている 信州木曽の 「月イチ定例!支流調査」
今月の調査は、先月パスした岩深かそうな I谷。

今回はその I谷を完全遡行し、登り詰めたてっぺんから、
遡行してきたその沢を見下ろすことを目的としたのでした。





入渓から暫くはなだらかな谷を行く。





登る。
登る。
だんだん斜度がついてきて岩が大きくなってくる。
(写真提供:Fさん)





イワナもおりましたに。





この滝は左側が階段状になっていてくれてありがたし。
攀じって突破。
(ちなみに、このふたつ前の滝壺から魚影確認デキズ)





こういう段差を何度も突破。

雨が降ってきた。
この日の天気予報は、夕方から晴れ予報なので酷くはならないだろう。





レスキューシートを枝に縛り付け、簡易タープ完成!
・・・と、カップラーメンが出来上がったら雨が止んだ。(苦笑)



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沢メシ後 遡行再開。


相変わらず落差のある沢を行く。
そして二人とも、すでにその手にロッドは持っていない。(笑)





この廊下の岩壁もヘツって突破。

そして沢が右に直角に曲がったその先は・・・







この滝は越えられん。(汗)


でも、人間止めまで来たのでツキイチルールでは制覇ナリ!



山は、見えている 「あそこを目指して」 登っていくことが楽しいが、
沢は、見えない 「この先がどうなっているのか」 を確かめることが楽しい。


今回、目的の I谷完全遡行は達成できなかったけど、
行けるところまでいって、そこがどうなっているのか確かめることができた。

そう、ツキイチはいつだって達成感を味わえて、気分爽快になれる。
もっと岩魚が釣れれば、もっと気分爽快になれたのですがね。(笑)



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さて、退路の前にこの1本。


信州王滝村:長野県製薬(株)
Fさん、いつも配給ありがとうございます。




入渓地点がだんだん近くなってきた沢脇で休憩。


本日体調不十分だったFさん、寝ちゃったかな。
ただし、睡眠は10分、いや5分でお願いしますね。(笑)


Fさんお疲れさまでした。


今年の 1月の安全祈願 のおかげで、今シーズンも大きなケガもなく終えられました。
何よりの目的達成です。

来シーズンも、まだまだ入ったことのない支流の 「その先がどうなっているのか」 を確かめに行きましょう。
ハードになりそうですがよろしくお願いします。

山田には要注意ですが。(笑)


そして、SO軍師 & yasue空将の戦線復帰もお持ちしてますよ!



~ 2015シーズン 「月イチ定例!支流調査」  完 ~





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