南アルプス 仙丈ヶ岳

mukuri

2022年07月10日 18:12




まだ梅雨明け前の6月下旬、自身4度目の仙丈ヶ岳(標高3,033m)を目指して稜線を行く。

山行が決まった数日前から常に気にしていた天気予報は日々変わり、
この日も午後から晴れるっぽい予報ではあったが・・

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前日、仙流荘から南アルプス林道バスにて北沢峠へ入る。

夕方16時前、長衛小屋のテント場で設営終えて、
明日の登山に向けて、後は飲んで食べて寝るだけ。





時間を贅沢に使う贅沢よ。





この日もツルヤの冷凍プルコギににんにくの芽を炒めて。
お米はメスティンで美味しく炊けた。





明朝すぐ使うものを枕元に置いて早めの就寝~



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朝4:00のアラームで起き、樹林帯を黙々登ること3時間、
小仙丈ヶ岳(標高2,855m)から見るカールと仙丈ヶ岳が好きで楽しみに登ってきたのだが‥

ガスで真っ白。(涙)





こんな天候の日は、ライチョウとの遭遇も期待するも…ザンネン。





=3


風は穏やか寒くない。
そのまま最後の斜面を登りきると、山頂でわずかにガスが切れて。





9時20分 南アルプス 仙丈ヶ岳登頂。

伊那谷から見える存在感のあるこの山。
この山頂から伊那谷を眺めたかったけどしょうがないや~


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雪渓を横切り、仙丈小屋まで降りてきて、外のベンチでお湯を沸かしてカップラーメン。





すすりながら顔をあげると、一気にガスが抜け正面に鋸岳と右に甲斐駒ヶ岳が姿を現した!

箸をおき、振り返りながら立ち上がると、






さっきまで居た山頂方面は雲一つなく。なななんと。

あと1時間以上山頂で粘っていれば青空だったか。(笑)

登頂や下山後に晴れはよくあるパターン、
10時30分、この時間に登頂している登山者が羨ましいな~



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下山は藪沢ルートを。

雪渓をトラバースしながら沢を数回渡り、
鎖場をやり過ごす変化あるコースでなかなか良かった。


=3


13時、長衛小屋まで戻るとCOLORFULなテント村になっていた。





仙流荘行の最終バスは16時、ゆっくり撤収しても1本前の15時には乗れるな。


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「南アルプスの女王」と呼ばれる仙丈ヶ岳。

今回、その女王の素顔を見ることはできなかったけれど、
次は絶対晴れの日にきっとまた来るのであろう。
その時はライチョウにも会えたらいいな。



下山した翌々日、甲信越は梅雨が明けた。


さぁ夏山シーズン!







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