漢のV谷

mukuri

2014年09月05日 10:50

漢のV谷



3つ目の滝を越えられず、人間止めで Fさんとツーショット。

お互いフリフリ制服ではありませんがね。(笑)


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2008年より行っている 月イチ定例 ! 支流調査。


今回8月分は私のリクエスト、以前知人から聞いたことがあった、
「伏流の先に沢が復活し、そこからの源流域が岩魚のパラダイス!」

を調査しに行ったのですが、
結局 予想して入ったV字の谷に伏流ゾーンは無く、
さらに 両岸岩壁+魚影うすし の苦行の調査となったのでした。(苦笑)




・・・・・




入渓は、車止めから1時間歩いて。



なんか久しぶりに青空を見た気がしたな~

目標、奥の尾根まで。






この谷、最初はなだらかだったものの、



段々落差がましていく。

しかし M谷クーラー谷 、2011年7月の山岳沢 を思えば 普通に遡行できるのでありがたい。





最初の滝。



Fさんのルアーに、滝壺の尺級ヌシが その気ありげなソストキス1回だけ (笑) でUターン終了。




ガレ場を攀じて 上流へ。



さらに滝。

攀じる。

沢床に下りて竿を出す。

すでに魚影はないが、「これは調査ですからね。」 と二人で慰めあう。(苦笑)




=3




遡行するとまた滝。

またまた攀じる。

大高巻きして・・・


んっ?




向かうべき沢の流れは前方に見えるが、
沢へ下降するルートがない。

枝につかまり 体を突き出して谷を覗き込むが、ほぼ垂直に数メートル落ちる岩壁に 足場やホールドは無い。


「ここまでですかね。」
「ここまでですかね。」



ずっと岩魚の魚影はなく、伏流もなさそう。
なによりこれ以上進めない。

撤退。



地図で見た等高線の詰まったこのV字谷、その現地をこの目で確かめられたことで満足である。

尾根まで行けなかったが 来れるだけ来た。
調査は成功。

・・・と、蒸し暑い原生林の中で、またまた二人で慰めあう。(笑)



汗をぬぐって、巻き道ルートを引き返えそう。




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「 ラークッ‼ 」




私の不注意でした。
Fさんすみませんでした。m(_ _)m


いつだって安全第一に。
戻りルートは特に源流注意。



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<本日の最大サイズ>





     車まで戻ってきたら 冷たい雨が降り出した。

谷を抜けて町まで下りてきたらまだ15時。
温かい温泉にゆっくり浸かって、スイーツ買って帰ろう。


たまにはこんな調査もイイな。
少々物足らんがね。(笑)



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Fさんお疲れさまでした。

私の妄想にお付き合いいただきありがとうございました。
私は満足しましたよ。(笑)

今シーズンラストとなる9月調査のアソコ、またよろしくお願いしますね。



そしてyasueさん、ゲキ激務お疲れさまです。
最後は三人で一緒に行きたいですね。

まだ禁漁ではないですからね。(笑)



漢のV谷 (2014年8月)


― 完 ―




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