漢のV谷
漢のV谷
3つ目の滝を越えられず、人間止めで Fさんとツーショット。
お互いフリフリ制服ではありませんがね。(笑)
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2008年より行っている 月イチ定例 ! 支流調査。
今回8月分は私のリクエスト、以前知人から聞いたことがあった、
「伏流の先に沢が復活し、そこからの源流域が岩魚のパラダイス!」
を調査しに行ったのですが、
結局 予想して入ったV字の谷に伏流ゾーンは無く、
さらに 両岸岩壁+魚影うすし の苦行の調査となったのでした。(苦笑)
・・・・・
入渓は、車止めから1時間歩いて。
なんか久しぶりに青空を見た気がしたな~
目標、奥の尾根まで。
この谷、最初はなだらかだったものの、
段々落差がましていく。
しかし
M谷 や
クーラー谷 、2011年7月の山岳沢 を思えば 普通に遡行できるのでありがたい。
最初の滝。
Fさんのルアーに、滝壺の尺級ヌシが その気ありげなソストキス1回だけ (笑) でUターン終了。
ガレ場を攀じて 上流へ。
さらに滝。
攀じる。
沢床に下りて竿を出す。
すでに魚影はないが、「これは調査ですからね。」 と二人で慰めあう。(苦笑)
=3
遡行するとまた滝。
またまた攀じる。
大高巻きして・・・
んっ?
向かうべき沢の流れは前方に見えるが、
沢へ下降するルートがない。
枝につかまり 体を突き出して谷を覗き込むが、ほぼ垂直に数メートル落ちる岩壁に 足場やホールドは無い。
「ここまでですかね。」
「ここまでですかね。」
ずっと岩魚の魚影はなく、伏流もなさそう。
なによりこれ以上進めない。
撤退。
地図で見た等高線の詰まったこのV字谷、その現地をこの目で確かめられたことで満足である。
尾根まで行けなかったが 来れるだけ来た。
調査は成功。
・・・と、蒸し暑い原生林の中で、またまた二人で慰めあう。(笑)
汗をぬぐって、巻き道ルートを引き返えそう。
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「 ラークッ‼ 」
私の不注意でした。
Fさんすみませんでした。m(_ _)m
いつだって安全第一に。
戻りルートは特に源流注意。
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<本日の最大サイズ>
車まで戻ってきたら 冷たい雨が降り出した。
谷を抜けて町まで下りてきたらまだ15時。
温かい温泉にゆっくり浸かって、スイーツ買って帰ろう。
たまにはこんな調査もイイな。
少々物足らんがね。(笑)
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Fさんお疲れさまでした。
私の妄想にお付き合いいただきありがとうございました。
私は満足しましたよ。(笑)
今シーズンラストとなる9月調査のアソコ、またよろしくお願いしますね。
そしてyasueさん、ゲキ激務お疲れさまです。
最後は三人で一緒に行きたいですね。
まだ禁漁ではないですからね。(笑)
漢のV谷 (2014年8月)
― 完 ―
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