ずっと憧れ続けたこの時は、源流白日の夢のよう。(^^)
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その地までの道はない。
しかし、沢があるので沢筋を行く。
沢歩きに慣れているFさんに続き、
大岩を乗っ越し、渡渉し、目指す源流へ源流へ。
歩きだしてから数時間、前回の調査で到達していた
最強の枝沢 との二股を過ぎてやっと竿を出すと・・・
キラッキラの岩魚。
山岳に棲む岩魚は力強くグイグイ引いた。
そして、その美しさにグイグイ惹き込まれた。
ここまで歩いてきた甲斐があった !
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登る
登る
水なき枝沢、白崩沢を過ぎ本筋に戻る。
この先はどうなっているのか。
さっき岩魚をバラシたが気にしない。
(でも余裕で尺は越えていた。(T_T) )
大岩群をやり過ごす。
この先はどうなっているのか。
(やっぱりさっきの岩魚、デカかったなぁ。笑)
すでに魚影は確認できないので、なんとなく竿は出し続けているものの、
私の意識はあの稜線。
M谷の完全制覇に向けて、今回できるだけ近づきたい。
水が流れている以上、沢筋をさらに登る、登る、登って行く。
=3
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ふと後ろから Fさんの雄たけび? が聞こえたので振り返ると・・・
さすが隊長、この人は まだ諦めていなかったのだ。
源流 山岳の尺岩魚。
この地に逞しく生きていた。
すばらしい !
まだ岩魚が居たんだ。
これが調査、がっちり握手。
私も気を取り直しミノーを泳がせたら、
反対側を ちっちゃい岩魚がチョロチョロ~っと逃げて行くのが見えた。(汗)
魚影確認、これも調査。(笑)
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さらに登るが、さすがにこの標高になると魚影は無くなり・・・
それでも良い。
ツキイチは 魚を釣ることを最大の目的としていないので。
居なくても良い。
ここまで来ると もう魚が居ないということが分かったので。
それでも隊長は竿を出し続けるも (笑)、ここでタイムアップ。
2014年7月26日(土) M谷 上の二股にて。
今、あの思い続けた地に立っている。
ずっと憧れ続けたこの時は、源流白昼の夢のよう。(^^)
4回目のアタック で、ついにここまできたんだ!
満足感と達成感。
yasue空将、今度は
三人 でウッキィ~ ♪ ですぞ。
GPS&地図を見る限り、この先から水線は消えているものの、
まだ水は流れ沢は続き、稜線に向かって駆けあがっていく。
まだまだ深いM谷。
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月イチ定例 ! 支流調査。
その真髄は帰路にある。
登った分だけ戻らなけらばならないのだ。
(あたりまえだけど)
さあ、F隊長から支給された
スタミナン7 で 気合い注入GO- !!
ショートカットで藪を行け。
掻き分け退軍、山ダニ注意。
登山でイヤイヤな帰りの下りも、道があるだけまだましなのだなぁ。
戻る
戻る
=3=3
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途中休憩しながら歩くこと約4時間、
やや無事に車に帰還。^^;
どうにか ヘッデンを付けなくともよいうちに戻ってこれたぞ。
・・・ということでFさん、お疲れさまでした。
二年前の冬期事前調査から始まり、ついにこの地がどうなっているのかこの目で確かめられましたね。
今の情報化社会で信じられることは、自分自身が見た事や体験した事だけですからね。(笑)
ハードであったM谷。
だからこそ、シビれるようなやり遂げた感を味わえたM谷。これが真実。
そしてyさん、良質な情報をありがとうございました。
もちろん次からも利用しますよ。(^^)/
M谷はまだまだ深い。
目指すは、いつの日にかの完全制覇。
しかし、釣りのないM谷の沢登りのみは モチベーションが上がらんなぁ~。(笑)
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この調査は、魚を釣ることを目的としない。
その沢の、その先がどうなっているのか自分達の目で確かめたい。
ただそれだけ。
月イチ定例 ! 支流調査。
源流デイドリーム(平成26年7月分)、完。