2024 八ヶ岳連峰 天狗岳

mukuri

2024年12月30日 23:17




2024年の登り納めは八ヶ岳へ。

八ヶ岳連峰でも北八ヶ岳の最高峰、東西2峰からなる双耳峰、
天狗岳(てんぐだけ/標高:西峰2,645m、東峰2,640m)に登ってきました~

(長文失礼)


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コースタイムは約5.5時間、歩行距離約9kmの山。
今回も 唐沢鉱泉P~第一、二展望台~西・東天狗岳~ヒュッテ黒百合~唐沢鉱泉Pの周回ルートで。



まだ薄暗い朝6時30分に唐沢鉱泉Pに到着すると、約40台停められる駐車場はすでにほぼ満車。
どうにか1台分のスペースを見つけられてホっと。

ここ数年は、登山するための駐車場の朝の争奪戦がし烈になってきたなぁ。







この天狗岳、今から約12年前に私の山の師匠hさんにガイドしていただき、
自身初の標高2,500超級の雪山に登頂した山。

2013/02/25
・八ヶ岳連峰 天狗岳 ピッケルを刺し、アイゼンを効かせ、一歩ずつ慎重に前進・・・私自身、初の雪山2,500m超級の山頂を目指した 今回の山行は、烈風の中でのアタックとなったのでした。






二度目の天狗岳は、yさん二度目の登山にhさんと三人で登った山。

2015/01/13
・(今回登頂した 八ヶ岳連峰 西天狗岳 (2,646m) )私が、崇拝まではしていないけど憧れているクライマー “ ぐり~ん♪ ” さんのHPにもあったテーマ。「私が山に登る理由。」





三度目は、はんちゃんの雪山デビュー戦に選択した山。

2017/12/10
・「はんちゃんと行く」シリーズ、遂に雪山編へ。




・・っと、毎度の前置きが長くなりましたが、

トレースのついた西尾根登山道をコツコツと登り樹林帯を登り切り、
第一展望台に飛び出すとこの解放感。






第二展望台を過ぎてからの西天狗岳への岩雪氷のミックス急登は、
初回はこんなとこどうやって登るの?って思った記憶が残っているけど、難なくクリアして無事登頂。







この西天狗岳から望む赤岳を中心とした南八ヶ岳の主稜線は、
毎回 山感を味わえて素晴らしき。





そして西天狗岳から東天狗岳への稜線歩きは、このルートの醍醐味でもありお楽しみ、
雪山の稜線を、厳しい冬山を歩いているぜ感が味わえてお気に入り(笑)。






東天狗岳も登頂。
バックには浅間山。






東天狗岳山頂から下る斜面、高所でコワくて、2013年の一回目は落ちちゃったら死んじゃうよの必死のダガーポジション、半泣きで降りた思い出がよみがえってきたけど、4回目となるともうサクサクと降りてこれた。


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中山峠の分岐から15分程度でヒュッテ黒百合(営業中)に到着。






テントが張ってあり雪山泊もやっている。


私も今シーズンは雪山テント泊をやるのだろうか。
過去ワンシーズンに5回はやっていたこともあったけど、寒いし荷物は重いし なにより何かと不便。

装備は揃っているけど気持ちが・・
・・また成りゆきと山域と日程、その時の週末の天候で考えよう。


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この日のランチは、ヒュッテの売店でビーフシチューセット(1,600円)をオーダー。




雪山景色の外で食べる山メシも美味しいが、
ぬくぬくの山小屋の中で作ってくれた食事を食べるのも最高。
金の力は偉大だなぁと実感。


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雪山の下りは毎度ペースは早まり、15時に唐沢鉱泉Pへ戻ってこれた。





この唐沢鉱泉は秘湯の宿。
日帰り入浴は15時までだったけど、何とか入浴できてゆ~っくり浸かって解凍&疲労回復。
いいお湯だったなぁ。


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2024年、登り納めの八ヶ岳連峰天狗岳。

雪の山を眺望を、ビーフシチューを、そして思い出を堪能できた天狗岳。

天候にも恵まれて これまたよい山行になったのでした~








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