北限のライチョウ

mukuri

2016年10月23日 23:11



hさんと、ライチョウの生息北限地の火打山(ひうちやま)に行ってきました。

火打山は、新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる標高2,462mの山であります。

--------------------------------------------------------------------------



【ライチョウの生息地と生息数】

登る前に ちとお勉強。



(大町山岳博物館 「ライチョウワールドへようこそ」より)





【正面が火打山】




火打のライチョウは あそこらへん(だけのエリア)に生息しているのか。



---------------------------------------------------------------------



笹ヶ峰登山口から歩き出し、3時間半ちょいで高谷池ヒュッテに着。
そこにテントを張っておいて、ライチョウを探しながら1時間で火打山登頂。






山頂から西側の焼山方面。最奥に白馬岳~鹿島槍ヶ岳。
初めての角度から眺めると、馴染みの山々が新鮮に見える。




ここまでライチョウに会えなかったけど、
トウチョウはできたどー


=3


山頂から戻ってくる途中、ライチョウ平の上部でhさんがライチョウを発見!
私も目を凝らすと遠くに・・・いたーーっ!
しかも1羽だけじゃない!!

hさんさすが、よく遠くの動かない白い石みたいなの見つけたなー




写真には3羽。 望遠なので画像悪し(^^ゞ
なんとさらに奥に2羽が頭を出している! 写真は上手く撮れず。


生息数が少なく、1羽にでも出会えたならラッキーと思っていた 北限のライチョウ。
見ることができて嬉しい。
テンション上がります。

これからの寒い冬を、雪深い冬をこの群れで越すのかな。
みんなで頑張れ~ (^^)/


----------------------------------------------------------------


さて、テントに戻って山メシ。



今夜はhさんが担いできてくれた すき焼き鍋で 関西風すき焼き。スタンバイOK!
醤油、料理酒、お砂糖も担いできましたに。


じゅうじゅう~ ぐつぐつ~


「まだ肉に火がとおってなくてアカン!」
「シイタケに味がしみてなくて全っ然ダメ!」

hさんのこのセリフが美味しいの合図(笑)


山で生卵、焼き豆腐、信州牛+和牛、マロニーちゃん(笑)、おふ、
キノコも野菜もたっぷりのすき焼き。
美味すぎてアカンやつ♪






二回戦~三回戦~四回戦 ♪



(*´з`) (*´з`)



まんぷくでシュラフに潜ったのでした。


Zzz。


・・・と思ったら、喉が渇いて夜中に何度も目が覚めた。(笑)



-----------------------------------------------------------------------



翌日も、ライチョウを探しに再び火打山の山頂までテクテクと。






ライチョウ平を過ぎて、前日の少し上部で


再びライチョウ発見!

やっぱりhさんの目はライチョウセンサー抜群だ(笑)

昨日と同じ群れなのかな~




写真には4羽。
奥からさらに3羽もでてきた!!


なんと 全部で7羽もおります!!

すごいすごいすごい! 鼻血出そう。



ずっと見ていたら、皆んなで登山道の方に移動してきた~~




全てオス??、昨日見た群れにはメスもいたような。
足環を確認できたのは5羽。





登山道を横切っている途中 先頭の1羽がバタバタっと飛び立つと、
みな一斉に東方面に飛んで行ったのでした。


元気でね、ありがとね、バイバイ(^^)/


------------------------------------------------------------------



テントに戻って朝昼メシ、昨夜の残りにうどんを投入。




これがまた味がしみてなくてアカンやつ(笑)


食べ終わったら横になってまったり。
まったりしたら やれ立ち上がり、霧雨の中テント撤収だー。



------------------------------------------------------------------



ライチョウ、すき焼き、火打山。


10月も山は晩秋、晩秋の山で身も心もたっぷりまんぷくになって、
紅葉の登山道を下山したのでした。






hさん、遠いところお疲れさまでした!

さて、温泉入ったら蕎麦屋か回転寿司屋にでも寄って帰りますか。
いつもは下山肉ですが、今回は現地肉でしたので。(笑)


-完-




関連記事