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甲斐駒ヶ岳に登るルートの一つに ‟黒戸尾根” がある。
‟日本三大急登の一つ” と呼ばれ、標高差2,300mを山頂まで一途に登り詰める 漢のルート。
今回、その山梨側からのルートは選ばなかった。
長野側、伊那市長谷の仙流荘からバスで北沢峠の登山口へ。
樹林を登り切り、双児山を過ぎると・・・
眼前に甲斐駒ヶ岳!ナイス角度!
‟黒戸尾根” からは、山姿がよく見えないらしいので こっちから登ってきた。
ナイス、白い三角!
なにより この青空が嬉しい ♪
ペタペタ直下に取りつき、
直登ルートで岩場を攀じ登ると
登頂!
登山口から2時間半、気持ちの良い登頂 ♪
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山頂から摩利支天~北岳方面を見ると、谷から雲がわいてきているゾ。
この後、正面のアサヨ峰まで行ってこの山を眺めたかったので急いで下る=3
このあと天気予報通り曇ってくるのか。
ガスが出ると眺望がきかんくなるなぁ。
でも天気が悪くなるとライチョウが出てくるかな~
・・・と、そんなことを思っていたのを忘れる頃、登山道脇でライチョウ!
「クー クー」
北アルプスに比べ個体数の少ない南アルプスのライチョウ。
ここ甲斐駒ヶ岳エリアで遭遇できるのは稀らしいので嬉しかったナー ♪
=3
仙水峠のアサヨ峰分岐まで来たけど、
なんだか体が重く、ガスワンダーなのでアサヨ峰は諦めて下山。
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朝テントを張っておいた北沢長衛小屋に戻ってくると午後3時前。
小一時間寝てから夕飯にしようかなぁと思ってゴソゴソシュラフに潜ると・・・
気が付いたら翌朝の4時だった。(熟)
さて、良く寝たことだし(笑)、始発の7時20分のバスに乗って帰ろう。
甲斐駒ヶ岳、様子も分かったし、これで冬に ‟黒戸尾根” からアタックできるかな。
今回、そのためにその尾根ルートは温存したしね。(疑)
あっ、山頂から黒戸尾根を見てくるの忘れた。(汗)
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駒津峰の下、ライチョウに出会った場所の近くのナナカマド。
実はだんだん赤らみはじめ、葉は秋空に衣替えの準備。
山はもうじき 色鮮やかな季節の中に。
-完-