ブナ立尾根、烏帽子岳、野口五郎岳

mukuri

2016年10月14日 20:18



歩いてみたかった 北アルプス 裏銀座コース。(今回途中までですが)
その稜線では、野口五郎岳をバックに咲くウラシマツツジが色鮮やかでした。

しかし、アイフォンもキレイに撮れるもんだな~(笑)

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朝10時、雨がやんだ七倉ゲートから高瀬ダムまではタクシー相乗り。1,000円なり。
高瀬ダムからは、トンネル徒歩~吊り橋渡って登山口。








裏銀座コース取り付きのブナ立尾根は「北アルプス三大急登」と言われているので
かなり気合を入れて挑んだけど、よく整備されていて歩きやすかった。

=3







登山口から3時間ちょっとで烏帽子小屋着。





午後2時頃テントを張り終え、テントの中でじっとしててももったいないので、
「夕方以降晴れ」の天気予報を信じてガスの中 前烏帽子岳まで登って待っていると    








一気にガスが抜け、とんがった烏帽子(えぼし)岳(標高2,628m)が姿を現した!
カッコイイ!

今回の山旅で見たかった景色の一つに満足 ♪
*画像クリックでワイドに~





テントに戻ってモツ鍋で温まる。




シメにうどんを投入して まんぷく~



この日は、テント6~7張りの静かなテン場でした。




Zzz


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翌朝3時起き、気温0℃。





やっぱり山の朝は良いなぁ。



*画像クリックで拡大します





登頂しようと烏帽子岳直下まで行ったけど、
狭い山頂、5~6人先にいるのが見えたので引き返す。


登頂は諦めたけど今日は晴れ予報、
しばらく週末天気がすぐれなかったので それだけで十分嬉しくなっていた。



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この日は

【烏帽子小屋~野口五郎岳~真砂分岐~竹村新道~湯俣~高瀬川ダムから七倉ゲート】
に戻るロングコースなので早立ちしたかったけど、烏帽子岳に時間を取りすぎてしまった(^^ゞ


テント撤収、朝7時出発。




振り返り歩いてきた裏銀座。
あの存在感のあった烏帽子岳(写真真ん中左上の突起)が、もう北アルプスにまぎれていた。


=3



三ツ岳(標高,2,845m)着。




進行方向正面に 野口五郎岳(標高2,924m)の白い丘。
左に槍ヶ岳、右に水晶岳。

槍と水晶が、この位置に同時に見えるのが新鮮だった。
*画像拡大します


=3



嬉しい青空、歩きやすい砂礫の白い登山道。
気持ちが良い♪

さぁ この白い丘の一番高いところへ! (山頂はどこなんだら?笑)




それにしても静かなコース裏銀座。

歩き出して2時間半、まだ誰ともすれ違っていない。
誰も抜いていないし誰にも抜かれていない。

私鉄沿線 貸し切りだ(笑)



その後3人もとすれ違いビックリし(笑)、



もう小屋じまいしていた野口五郎小屋に着。

ハラが減っていたので カモシカの山飯を出してばりぼり。
風よけになる小屋がありがたかった。




再びザックを背負うと ひと登りで・・・




野口五郎岳 登頂!





山頂から 歩いてきた稜線を振り返る。

青い屋根が野口の小屋。
左奥は立山、その右に針・蓮華。
その後ろに連なる鹿島槍~五竜の後立山。
その左奥に白馬岳。

たくさん山が見える。ワクワクする。
良い場所、良い景色だなぁ。


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白い丘をナナメに下って真砂分岐まで来ると、水晶岳へと登山道が続いていた。





裏銀座コースは、ここから水晶小屋、三俣蓮華、双六、槍へと続いていく。
今日はここまで、ここから先は またいつか。




腕時計を見ると11時ちょうど。




ここからの竹村新道、湯俣の晴嵐荘までコースタイム4時間30分。
さらにそこから高瀬ダムまでは2時間50分。

うげ、まだ7時間以上も歩かにゃならんのか。(汗)


しかも、高瀬ダムのタクシー最終は16時30分頃。(17時にゲートが閉まるので)
それを逃すとさらに6km、プラス1時間30分も歩かにゃならん。(焦)


ハイペースで下れーー!!


=3=3



-完-



*無事タクシーに乗れました。



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