北アルプス 七倉岳

mukuri

2016年05月12日 22:02



七倉岳山頂を過ぎ、少し先から北側の眺望。

右のピークは北葛岳(きたくずだけ/2,551m)、
続いて奥に 昨秋向こうから登頂した 蓮華岳 (れんげだけ/2,799m)。

蓮華岳までの稜線は、見るからにアップダウンが激しそうだけど、
まだ歩いたことのない稜線を見るたび、いつかソコも歩いてみたい!って思うんだよなぁ。

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近々にロングハードな山行?釣行?を控えているので、
そのトレーニングに急登をやっておきたかった。





合戦尾根と迷ったが、まだ登ったことのない七倉尾根に決めた。
船窪小屋までのコースタイムが6時間とロングなのも良かった。

6時間を4時間で登ってやろう。
いや、自分に厳しく目標は3時間だ。




尾根途中、高瀬ダムを見おろす場所から
穂高連峰~槍ヶ岳の眺めが良いところで一息つかざるを得なかったが、





船窪小屋まで3時間30分。

目標タイムは切れなかったけど悪くはないぞ。
自分には甘いのだ。(*´з`)





そこから10分そこそこで山頂。

青空に、汗をぬぐって気持ちが良い ♪



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七倉岳山頂を過ぎ、少し先から北側の眺望。



正面右に 昨秋向こう側から登った 針ノ木岳
真ん中奥が 剱岳~左に別山からの立山連山~龍王岳~獅子岳。




獅子岳からは、五色ヶ原~スゴの頭~ 薬師岳

一段前の稜線は、船窪岳~不動岳~南沢岳から烏帽子岳への稜線。
紅葉の時期はきっと美しく色づくんだろうなぁ。

まだ歩いたことのない稜線、いつかアソコも歩いてみたい!って思った。







七倉岳山頂でゆっくり眺望を堪能し、青い屋根の船窪小屋まで戻って、
眼下の七倉湖脇の駐車場まで下ろう~


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小屋を過ぎた 右手北アルプスの眺望。

奥に 奥黒部ヒュッテから入る 赤牛岳~ 水晶岳 の読売新道。
登山口までどうやって行くのだろう。





手前の稜線は裏銀座の入り口、日本三大急登と呼ばれるブナ立尾根から烏帽子岳。
烏帽子岳から、左に三ツ岳~野口五郎岳~真砂岳~水晶岳へと続いていく。
水場はあるのか、テントを担いでいった場合どんな行程で行けるのか。

まだ歩いたことのない稜線、いつかアソコも歩いてみたい!って思った。




トレーニングにと登った七倉尾根からの七倉岳。
思いのほか眺望抜群の山で、当初の目的を忘れてしまったぞ。(笑)


そこから見た北アルプスの素晴らしい山岳風景。

いつか登ってみたい峰々と いつか歩いてみたい稜線が
まだまだこんなたくさんあるのかあったのか。



そして晴天に恵まれたこの日、下山するまで結局誰とも会わなかった。
ライチョウには会いたかったケドネ。(笑)


そんな静寂な北アルプスで、アツアツに山に思いをはせた山行となったのでした。



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下山してP隣の七倉山荘で温泉に。




ここも貸し切りで静寂、お湯がアツアツだったけど我慢して浸かった。

自分に厳しく!なのでね。(笑)




-完-


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