北アルプス 唐松岳 敗退

mukuri

2015年12月13日 22:11



本社と本店の人が集まる会議で、二日続けて納得のプレゼンができなかった。
一日目は過剰説明でグダグダ、二日目は準備不足でメタメタ。(T_T)

もっとああ言えば良かったなぁ、もっとこんな発信もできたよなぁ~
相変わらず喋るの下手なんだよなぁ自分。 ダメだなぁ~

そんな思いがグルグルで 頭の中がモヤモヤモヤ・・・

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なので山に登りたかった。

山に行けば登ることだけを考えられる。
山に登って汗かいて、モヤモヤしたのを払拭したかった。

この日はそんな山登り。





前夜は職場の忘年会で 二次会までしっかり飲んで来た。
疲れからか かなり酔いが回って、深夜フラフラで帰宅した気がする。(*_*)








雲の上にでた。

天気がイイ。景色がイイ。
流れる汗が気持ちイイ。

来て良かった ♪



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風に向かって立つ。




北アルプスの白い雪 それを支える紺碧の空。







ここ八方尾根からは、西南に後立山連峰 五竜岳(右) と鹿島槍ヶ岳(左) が迫り聳え、
北は白馬三山 (白馬鑓ヶ岳、杓子岳、 白馬岳) のスカイラインが美しい。






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八方池から、“下の樺” を過ぎても雪は固くならず、踏み抜きに難儀。

晴れ予報のこの日、トレースあるだろう&雪は締まっているだろうで、
ワカンを持ってこなかったのが痛かった。(*_*)





カリカリだろう日陰の北側斜面にルートをとってみたが、
逆に吹き溜まりにハマって腰までの雪にもがいた。 消耗~ (*_*)



・・・抜けきって “上の樺” からの急斜面。





左右の足を交互に出せばいい。
やることはシンプルなのだが。 キツイ (*_*;








撤退地点。時間切れ。
登頂どころか稜線、いや、丸山ケルンまでも届かず~


それでも、一生懸命 今自分が出来るだけのことはやった。
なので山頂踏めなくても それでいいじゃん > 自分。 (^^)/



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雪山登って汗かいて。
でっかく美しい景色を見たら、下界のモヤモヤがなんだかスッキリした ♪

もうすんだこと、次頑張ればいいやって思った。
一生懸命 今出来るだけのことはやったんだしね。


でも次回は、過剰説明でグダグダにならないよう コース取りをしっかり。時間管理も。
準備不足でメタメタにならないよう、ワカン等装備も確実に。


そして 納得の登頂を目指そう!

そう思いながらトレースを下ってゆく。






ありがとう、山。



そして、流した汗のおかげで 知らぬ間にアルコールもすっかり抜けていた。

再ありがとう、山。(笑)







♪ キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空

 僕は風に向かって立つライオンでありたい ~


 


- 完 -




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