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【合宿3日目】 設定：ベホイミ後、ハード
行程 ： 雲ノ平 ～ 高天原温泉 ～ 温泉沢 ～ 水晶岳 ～ 黒部川水源地標 ～ 三俣山荘テント泊
・標準CT 10時間00分
・距離 14.0km
朝3時30分に起きて4時30分に出発。
日の出前からの行動に もうだいぶ慣れてきたぞ。（笑）
雲ノ平小屋からのハイマツの斜面を登り切って振り返ると 黒部五郎岳。
あの山に最初に登っておいて良かったなぁ。
今回、見晴らしの良い場所に出ると だいたいどこからでも見えた 黒部五郎岳。
見えるたびに 「あそこに登ったんだなぁ～」 って思える充実感。
高天原峠に向かって一旦下ると、正面には薬師岳、奥に立山連峰と剱岳。
剱岳は、そのシルエットが見えているだけで興奮した。
大東新道に出る。
進路は東！ 高天原！
朝7時、雲ノ平テン場から2時間半、森の中の高天原小屋に到着。
小屋のお姉さんに、「そこに缶ビールありますよ～。温泉入りながらグビグビどーぉ？」 と囁かれたが、
ガマンガマン、今回あまりマネーに余裕が無かったのだ。（涙）
小屋前で給水だけさせていただいた。
入浴料は、協力金で300円。
そこから20分で温泉着。
ベホイミ～ ♪♪
ついに、目的の一つ
「高天原で温泉に入る」 達成 (^^)♪
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さて、ゆっくり浸かった後は、
このガラガラの温泉沢をあの稜線まで登っていかねば。
沢歩きは約1時間。（ちなみにこの沢の水は冷たい）
雪渓がすぐそこになってきたところまで沢を登ると、
今度は尾根の登山道に入れとの赤ペンキマーク。
そのガレた尾根の登りがキツかった。
今回の合宿の中で一番キツかった。（汗）
下りに使えば転がり落ちるような急斜面であったことと、
せっかくなのでと温泉に約1時間、逆に長湯が身に堪えてしまったのか。（苦笑）
体が重く調子が出ないので、歩いて来た温泉沢を見下ろし大休憩。
ふぅ＝3
まだまだ稜線までは登らなきゃだなぁと視線を上げると・・・
徳島大尉 !!
いや （笑）、雲ノ平で一緒になった彼！
朝 雲ノ平を出発し、鷲羽岳をピストン、そして水晶岳を越えて尾根を下って来た。
水晶小屋あたりですれ違うかなと思っていたが・・・ さすが速い！
数分会話を交わし、お互いの安全と健闘を約してがっちり握手。
「では下りますね。」
「お気をつけて！」
彼はトレランシューズで ガレ尾根を軽快に下って行った。 足が強いんだろうな。
ありがとう。
完全にへばっていたが、援軍のおかげで力が出たよ。
またどこかの山で！
・・・で、その後 うりゃうりゃ～!! と一気に稜線へ飛び出した。（笑）
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さぁ、連続する大きな岩場を乗っ越して ついに水晶岳 （2,986m） ロックオン。
で、
「水晶岳に登る」 達成 (^^)♪
気分爽快な高度感。
重いザックを下ろして奥黒部の眺望を堪能。
ガスってきたのが残念ではあったが、正面のとんがりが鷲羽岳、右奥手前が三ツ俣蓮華岳。
だんだんこの界隈の山が言えるようになってきたぞ。
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12時55分、ハラが減ってもうクタクタだったので、水晶小屋まで降りておにぎり登場。
昨夜、雲ノ平のテント内で握っておいたヤツだ。 （おむすび山の わかめ鮭バージョン）
相変わらず芯が残っててうま味がないが、栄養分は変わらんだろう。
その後、ワリモ北分岐から奥に二つ並ぶ ワリモ岳～鷲羽岳山頂を踏んで三俣小屋へ行く予定であったが、
ガスで眺望がなさそうなので断念、岩苔乗越からの黒部源流ルートに変更。
何より足腰がフラフラ、あの二つのピークを越えてやろうとの元気もなく、早くテントで休みたかった。
鷲羽岳は明日チャレンジかなぁ。
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早く小屋に着きたかったので、「黒部川源流の 最初の一滴を飲む」 はスルー、
黒部川水源地標にタッチして、
14時30分、三ツ俣小屋へ着。
設営終わって缶ビールでまったり。
ココのテント場は2度目であるが、鷲羽岳が正面に 相変わらず良いロケーションである。
私の好きなテント場だ。
前回 のように嵐にならなければね。（笑）
夕暮れ時、オレンジ色に染まる空を眺めながら、ソロで来ていたお姉さんと談笑。
この日は黒部五郎岳を登ってきて、明日は水晶岳に登るという。
私は、当初 明日は笠ヶ岳でテントを張ろうと思っていたが・・・
鷲羽岳は踏めなかった。黒部川の源流水も飲んでいない。
そして、せっかく来たココ奥黒部にもう少しでも居たかった。
何より、「違う方向から水晶岳に登るのもイイかもですよ。」 と笑う、
お姉さんの一言にグラッときていたのでした。（笑）
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【3日目のルート】 （手書きMAP）
【4日目に続く】
【2日目に戻る】
【1日目に戻る】
【目的達成状況】
1. 黒部五郎岳に登る
2. 雲ノ平に泊まる
3. 高天原で温泉に入る
4. 水晶岳に登る
5. 黒部川源流で、最初の一滴を飲む
6. 心身の鍛錬
7. 太郎ラーメンを食べる ♪