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2015年の夏休み。
一週間休みを取って山に行こう。
4年前行った小池新道 から再び登って、北アルプスの最深部と言われている 雲ノ平 (くものたいら) に行ってみたいな。
そして、黒部源流域をぐるっと周り 奥黒部の山々を歩いてこよう。
高天原 (たかまがはら) で山温泉もイイぞ。
そんなわけで、今回の4泊5日、ソロ夏山合宿の主な目的は6つ、
1. 黒部五郎岳に登る
2. 雲ノ平に泊まる
3. 高天原で温泉に入る
4. 水晶岳に登る
5. 黒部川源流で、最初の一滴を飲む
6. 心身の鍛錬
・・・で決定!
って、盛りだくさん詰め過ぎか。(笑)
そんな思いをザックに詰めて いざ入山。
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【合宿1日目】 設定:ロング
行程 : 新穂高 ~ 黒部五郎小舎テント泊
・標準CT 10時間15分 (登山情報サイトYamakei Onlineより)
・距離 18.5km
朝5時、登山口の新穂高をスタート。
今回の荷物は約16kg。
小池新道を歩き、鏡平を過ぎ、弓折乗越で休憩。
見える槍ヶ岳がやはりカッコいいが、今回もただ眺めるだけの岳。
歩き出して 双六 (すごろく) 小屋が見えてきた。
バックに鷲羽岳 (2,924 m)、奥の黒いのが水晶岳 (2,986m)。
明日以降、登頂を目指す峰々だ。
10時30分、新穂高から5時間半で双六小屋着。
やっと半分だ。ふひ~
多くの登山者が休憩していたこの場所は、北アルプス南北のどの主要稜線にも繋がっていく大交差点。
皆、東西南北それぞれから歩いて来る。それぞれに歩いて行く。
小屋の水場で冷たい水を分けてもらって、私は北へ歩き出す。
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快晴の登山道を歩く。
嬉しい青空であるが、暑いので水分をしっかり補給して。
(ハクサンイチゲと水晶鷲羽)
三ツ俣蓮華岳まで登ると、北側に黒部五郎岳が見えた。
そこから 稜線をたどって右奥のくぼみがが明日通過する太郎平小屋のあるところか。
えらく遠く長いなぁ。(^^;
まぁ、いっぽいっぽ歩くしかないか。
三ツ俣小屋分岐まで下ったところで ライチョウ発見 ♪
さてどこにいるでしょう。(笑)
ヒザにくる石の登山道を下っていくと、黒部五郎小舎見えた!
14時ちょうど、黒部五郎小舎着。
奥には 先々週登った
薬師岳。
新穂高から9時間、長かったが まずテントを設営してしまおう。
水を約3L プラティ&ナルゲンに汲んでおいて、着替えて荷物を整理して。
全部終わらせたら、さぁ!
小舎で生ビールを買って飲みながら だらだらタイム突入~
小一時間ではあるが、何もしなくて良いこの時間が好きだ。
♪♪
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今回は、軽量化の為 ガスコンロ&バーナーなし。
エスビット&固形燃料 でお湯を沸かす。
そして食糧計画は、アルファー米は2食分のみ持参し メインはコメを炊くこととしていた。
毎晩2.5合炊いて 晩メシ&朝メシに。残りは昼のおにぎり分にと。
が、このクッカーでは2.5合は炊き過ぎなのか。
所々芯が残ってカタかったり、所々粘りがあったりなかったり、あまり上手く炊けてなかった。(汗)
まあよい、初日だし翌日以降調整だ。合宿にコメ炊きはつきものだし。(?)
その後夕立が来たので、テント内で両足をモミモミしながら 地図を開いて明日のルートを確認。
明日は黒部五郎岳に登る。そして雲ノ平まで歩くぞー。
陽が沈んだのでシュラフに潜り込んだ。
即ZZZ・・・
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【1日目のルート】 (手書きMAP)
【2日目に続く】
【目的達成状況】
1. 黒部五郎岳に登る
2. 雲ノ平に泊まる
3. 高天原で温泉に入る
4. 水晶岳に登る
5. 黒部川源流で、最初の一滴を飲む
6. 心身の鍛錬