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入山は 中房温泉の登山口から。
朝5時30分スタート。
「北アルプスの三大急登」 と言われるルートだけど、
つづらで登って行くのでそんなに修行感は無し。
しかし、足にキだした下りはハードさを実感。(*_*)
ハットの先から汗をポタポタ落としながら登って行くと・・・
第三ベンチ(標高2,000m)を過ぎたころから 登山道に雪登場。
グザグザの雪なので、ストック突いて 一歩一歩左右しっかり足を置いていけばOK。
登り始めて約2時間、合戦小屋(2,370m)を過ぎると一面の残雪。
ザックからアイゼンを出そうと思ったけど、面倒なのでそのまま登る。
ザクッザクッ たまに ズルッ(汗)
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尾根に抜け出ると、目指す 山頂が見えてきた!
ザックからアイゼンを出そうと思ったけど、面倒なのでそのまま登る。(笑)
左にはさっきから槍ヶ岳。(標高3,180m)
カメラのフレームに必ず入れたくなる、魅力的な天突鋭峰。 カッコイイ!
右も左も正面も、景色がイイので 疲れを感じないよ。
風も穏やかだし~
歩き出して3時間、無事
燕山荘 に到着~
もう登山道に雪がなくなったので、結局アイゼンの出番なし。(笑)
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さあ、山頂まであと30分!
よくわからなかったのでザックは背負ったまま行ったけど、
後で見たら、みんな荷物は小屋前のベンチあたりにデポしてたのね。(汗)
それにしても美しい山容。さすが北アルプスの女王。
白肌に雪化粧がそそる。(笑)
しかし、山頂までの最後のルート、足跡を辿って行ったはずが、
どこで間違えた? のかヘンなところを歩いてた。(大汗)
自分で作っちゃった急登。
まあいいや。
空に向かってよじ登れ~
そして朝9時、無事登頂 ♪
女王征服 ! (笑)
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頂上の王座(石)に腰をおろして、コーヒーを飲みながら 北アルプスの名だたる峰々を眺める。
なんか、脳内がスッキリ浄化される感じ。
気持ちイイ ♪
南は 山荘から続く稜線の先に 大天井岳(“おてんしょう” って読むのね。汗) ~ 常念岳(のハズ)。
奥は槍ヶ岳(これは分かる)からの穂高連峰。(どれがどれだか分からない。)
北は 手前の山不明、一番奥に霞むのが鹿島槍ヶ岳(これは分かった)なので、その左側は 立山連峰、剣岳?
西は 薬師岳? ~水晶岳? ~鷲羽岳? ~スゴロク? の奥黒部? 裏銀座? の峰々。
?? ばっかりで 全然脳内がスッキリしてないし。(苦笑)
・・・てか、槍ヶ岳ばかり撮っちゃうので 西側の画像が無かった。(汗)
なんか脳内モヤモヤになっちゃったけど(笑)、これにて下山。
うん、北アルプスは でっかく 奥深く そして美しいということが分かったぞ。
これで再スッキリ浄化。(笑)
=3 =3
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小屋を回りこんで、表銀座ともお別れ~
そして時間はまだ10時半、次々と登ってくる登山者とすれ違う。
あと少しで、もっと素晴らしい景色が待ってるよ。
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初の残雪期登山、天気に恵まれたおかげで、安全な山行となったのでした。
気温も高く風も弱かったので、ハードシェル&フリース一式はザックの中。グローブもせず。
グッサグッサの雪で、結局アイゼンは最後まで出さず。
・・・が、気温が低かったら 凍って滑るのでアイゼンはいるなぁ。
登りは合戦小屋から先は。
下りは富士見ベンチ辺りまでは特に。
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正午過ぎ、駐車場に戻ってきたら 下界は暑かった。
さて、汗ダクだし温泉にでも浸かって帰ろう。
お風呂あがりは さらに汗だくになりそうだけどね。(笑)