北アルプス 西穂独標

mukuri

2014年02月28日 23:09

北アルプス 西穂独標


にしほ どっぴょう?

最初、何のこっちゃと思ったけど、西穂高岳に続く稜線上にあるピークの一つで山の名、
そして、そこまでは 北アルプス雪山登山の入門コースとのこと。

その独標(標高2,701m)、移動性高気圧に助けられて 無事登頂できたのでした。(^^)/


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昨年の年末年始、荒天により引き返した 丸山 を 西穂山荘からひと登りで通過し、
稜線の先に目指す目的地が見えてきた。




サクッサクッと アイゼンが効く。

ありがたい快晴微風。なので多汗(笑)。






このいやらしいトラバースを抜け、独標直下の岩場にとりつく。

岩が露出している箇所もあり、鎖につかまり慎重に。
最後の急登は、切られたステップに確実に足を置いて・・・


11時40分 登頂 !!  いやっほ~ ♪


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山頂より、ここまで歩いてきた稜線を眺める。 絶景




こんなところを登ってきたんだなぁ~

頑張ったぞ自分! ってしみじみ浸る。
これがたまらなく好きなのだ。(笑)




そして、正面に見えているのは 白い稜線。




奥穂高岳(左 標高3,190m)~吊り尾根~前穂高岳(3,090m)へと続く ただならぬ稜線。

神々しくて眩しくて。 すげぇ。

その険しくも美しい3,000m級の白い山稜に息をのむ。
瞳孔は開きっぱなしで。(笑)


晴れてくれて良かった。


チョー気持ちイイ !!
なんも言えねぇ。(笑)







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この独標より先は・・・
(左に歩いている人たちが見える!)



まず立ちくらみするような急斜面を降下し、ビラミッドピークから西穂高岳まで、
10峰もの岩稜アップダウンを越えてゆくエキスパートの領域。


私は ココまでで来れただけで満足。
すでに脳内汁だくだくだし。(笑)



さあ戻ろう。

不安だった岩壁下降は、高度感にビビリながらも、
ヨコ向きで慎重に降りてどうにかクリア ^^;


後は、名残惜しいながらも 独標・穂高連峰を背に 登ってきた道を下っていく。



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冬山登山。

自分の足と自分の力で一歩々歩く。
ただ登って下るだけなのに なんでこんなに楽しいんだろう。





・・・でも最後は、文明と金の力で びゅーんと下山。(笑)







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~ 西穂高岳 独標 コースタイム(登り) ~




【ロープウェイ西穂高口】- 60分 ‐【西穂山荘】- 20分 -【丸山】- 40分 -【独標】




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