北アルプス 西穂独標
北アルプス 西穂独標
にしほ どっぴょう?
最初、何のこっちゃと思ったけど、西穂高岳に続く稜線上にあるピークの一つで山の名、
そして、そこまでは 北アルプス雪山登山の入門コースとのこと。
その独標(標高2,701m)、移動性高気圧に助けられて 無事登頂できたのでした。(^^)/
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昨年の年末年始、荒天により引き返した
丸山 を 西穂山荘からひと登りで通過し、
稜線の先に目指す目的地が見えてきた。
サクッサクッと アイゼンが効く。
ありがたい快晴微風。なので多汗(笑)。
このいやらしいトラバースを抜け、独標直下の岩場にとりつく。
岩が露出している箇所もあり、鎖につかまり慎重に。
最後の急登は、切られたステップに確実に足を置いて・・・
11時40分
登頂 !! いやっほ~ ♪
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山頂より、ここまで歩いてきた稜線を眺める。
絶景 ♪
こんなところを登ってきたんだなぁ~
頑張ったぞ自分! ってしみじみ浸る。
これがたまらなく好きなのだ。(笑)
そして、正面に見えているのは 白い稜線。
奥穂高岳(左 標高3,190m)~吊り尾根~前穂高岳(3,090m)へと続く ただならぬ稜線。
神々しくて眩しくて。 すげぇ。
その険しくも美しい3,000m級の白い山稜に息をのむ。
瞳孔は開きっぱなしで。(笑)
晴れてくれて良かった。
チョー気持ちイイ !!
なんも言えねぇ。(笑)
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この独標より先は・・・
(左に歩いている人たちが見える!)
まず立ちくらみするような急斜面を降下し、ビラミッドピークから西穂高岳まで、
10峰もの岩稜アップダウンを越えてゆくエキスパートの領域。
私は ココまでで来れただけで満足。
すでに脳内汁だくだくだし。(笑)
さあ戻ろう。
不安だった岩壁下降は、高度感にビビリながらも、
ヨコ向きで慎重に降りてどうにかクリア ^^;
後は、名残惜しいながらも 独標・穂高連峰を背に 登ってきた道を下っていく。
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冬山登山。
自分の足と自分の力で一歩々歩く。
ただ登って下るだけなのに なんでこんなに楽しいんだろう。
・・・でも最後は、文明と金の力で びゅーんと下山。(笑)
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~ 西穂高岳 独標 コースタイム(登り) ~
【ロープウェイ西穂高口】- 60分 ‐【西穂山荘】- 20分 -【丸山】- 40分 -【独標】
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