中央アルプス 檜尾岳 テント泊

mukuri

2022年08月13日 15:17




中央アルプスのテント場は、今まで木曽駒ヶ岳直下の頂上山荘の幕営地しかなかったのですが、
今年7月に、檜尾岳(ひのきおだけ・標高2,728 m)直下の檜尾小屋が改装され有人化。

テント場も新設されたとのことでさっそくテントを担いて行ってきました。


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今回のルートは、

千畳敷のロープウェイ駅→浄土乗越→宝剣岳→檜尾岳(テント泊)のピストン。

当初は空木岳までの中央アルプス縦走を計画していましたが、距離が長そうで今回断念です。





千畳敷から約1時間で八丁坂を登りきると、乗越浄土に出て宝剣荘。

正面の中岳(木曽駒ヶ岳)方面には向かわずに、南の宝剣岳へ。






振り返って越えてきた宝剣岳。


険し目の岩場の山でしたが、鎖やアンカーがあってスリリングながら楽しかったな。
しかし山頂の岩や、南側の通称トロルの舌は、高度感があってコワくてとても立つことはできずにスルー。


そのまま極楽浄土まで進み、そこから南の縦走路は初めて歩く稜線なので楽しくて。





気持ちの良い稜線の島田娘→2,711ピークを過ぎ、濁沢大峰までの岩場を越える。


途中アップダウンがあったものの、雲が出てきちゃったものの、
食事休憩しながら千畳敷から約6時間で檜尾岳(2,728m)に到達。


檜尾小屋は見えたけど、眺望はなくて残念~





そこから伊那谷側に東尾根を少し下ると、テント場見えた!

ここか。
ここに来てみたかった!





中央アルプスに新しくできたテント場。

この位置にできたことでルートの選択が増えてありがたく嬉しいな。



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小屋で受け付け後テント設営も終わり、17時00分。


さっそくビールとフリーズドライの海老天丼でまったりまんぷく。






19時に撮影したシルエットは明るく、駒ヶ根市街地の明かりも見えました。





夜中のテントは風雨に打たれたような気がしましたがぐっすり。



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翌朝5時30分。





強風。ガス。

予定では、歩いてきた稜線をロープウェイまで戻るつもりでしたが、
小屋番の方と話したところ稜線上はもっと強風、途中の岩場も風にあおられるだろうとのこと。





エスケープにと檜尾尾根を下ることに。
ロープウェイは往復チケットを購入していたのに残念。




=3


桧尾橋まで約4時間下って、無事バスに乗れました。



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今回、千畳敷から稜線に出て、中央アルプスを南下した初めてのルート。





素晴らしい景色と気持ちの良い稜線歩きがよかった。

となると、檜尾岳からさらに南下して空木岳、さらにその先へと縦走したいな。


そのためには体力を落とさないようにしないと。

ビールもたっぷり担いでいかなきゃだしね。(笑)








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