2021 中央アルプスのライチョウ
2021年7月下旬、中央アルプス木曽駒ヶ岳の北側の稜線でライチョウ親子と遭遇できました。
この家族のヒナは3羽、ピヨピヨとホワホワでまんまる、可愛らしかった ♪
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今回も、駒ケ岳ロープウェイで一気に標高2,600m超の千畳敷カールから。
1日目の夕方からの超土砂降りをテントの中でどうにか凌ぎ、
引き続き雨予報だった2日目の朝はなんと南アルプス方面から日差し。
もう雨を覚悟していただけに、なぜ晴れているのか寝起きの頭ではすぐに理解できなかったなぁ~
晴れてくれて良かった!
朝の木曽駒ヶ岳(標高2,956m)の山頂からの景色は素晴らしく、御嶽山は雄大で。
・・っと、その後の稜線でライチョウ親子と遭遇 。
ピヨピヨ ピスケ~♪
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中央アルプス。
手前に尖った宝剣岳、奥に空木岳から南駒ヶ岳へと続く山脈群。
2018年、北アルプスから飛来した1羽の雌ライチョウが発見されると、
2019年、その雌ライチョウに乗鞍岳から運んできた有精卵を抱かせ雛五羽が孵化するも全滅。
2020年には乗鞍岳から3家族19羽のライチョウが移送され若鳥達が成長、17羽以上が越冬に成功。
そして2021年初夏、絶滅した中央アルプスにおいて半世紀ぶりに自然繁殖、雛45羽の誕生が確認。
2021年8月3日、このうち2家族11羽を繁殖させるため 長野市と栃木県の動物園に輸送。
そこで繁殖に成功した場合、再び中央アルプスに戻し生息数を増やす計画だそうです。
環境省によると、現在中央アルプスに50羽以上のライチョウが生存している可能性があるとのこと。
ライチョウ、ライチョウ、ライチョウ。
その愛らしい姿を、この先ずっと中央アルプスでも見れたらいいな。
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