南アルプス ライチョウサポーター養成講座

mukuri

2017年03月04日 21:11



平成29年3月4日(土)、『南アルプス ライチョウサポーター養成講座』が開催され、
大好きなライチョウのことを もっともっと知りたくて参加してきました。
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(開催チラシ、クリックでチラシ裏面へ)






開催会場は長野県伊那市役所。

受講定員は50名でしたが この日の参加者は118名、県外からも28名いらしたそう。
早めに申し込んでよかった~ hさん情報提供ありがとうございました。(^^)/






絶滅の危険性が高い種として、環境省・長野県版レッドリストに登録されているライチョウ。

今回約2時間、そのライチョウが生息する南アルプスの自然や地形の特徴、
ライチョウ保護活動の現状と今後の取り組みを等を学びました。



そして今夏、環境省ではライチョウ保護のため、ライチョウのヒナを捕食しているとされる
キツネやテンを試験的に捕獲する事業を行うと決めたそう。参考:信毎Web

キツネやテンは鳥獣保護法で保護されているものの、
レッドリストのライチョウ保護を優先するという取り組みを知り嬉しくなりました。







しかし、講習終了時の質疑応答で

「キツネやテン捕獲事業実施の理由と経過は」 との質問に対し、

環境省長野自然環境事務所 福田保護官が、

「もうこの方法しか・・ほかに方法が・・・なかったのです」 と言葉を詰まらせ、

南アルプス 特に北岳山域ではケージ保護を行っているもののライチョウの減少が著しく壊滅的、
待ったなしの切羽詰まった状況が伝わってきたのでした。



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今回、本養成講座を受講したことで『南アルプス ライチョウサポーター』の認定証とバッジ、
ハンドブックをいただきました。

サポーターの任務でもある南アルプスでのライチョウ目撃情報を「いきものログ」に報告し、
情報共有に努め、微力ながら保護に向けたモニター活動を行っていきたいなあと思ったのでした。






私は、この4月から南信州の支店に転勤が決定。

今よりぐんと近くなる南アルプスで、10年後もその先もずっとずっと、
愛らしくて大好きなライチョウに会えますように。


    そんなことを想いながら、さてと引っ越しの準備始めますか。(><)





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